4ページミステリー(4ページミステリー 驚きの赤) (双葉文庫)
- 双葉社 (2010年12月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575514001
作品紹介・あらすじ
「小説推理」で好評連載中の「2000字ミステリー」を、一挙まるごと5年分、60編収録。各話は原稿用紙5枚分というお手軽な長さなので、通勤通学の車内でちょこっと開くのにオススメです。短くても、伏線やどんでん返し、ミスリードの仕掛けありで、これはオイシイ!
感想・レビュー・書評
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電車の中で読むのに良さげなので借りてみた。枚数が少ないせいか若干説明不足なところがあるかな?1回読んだだけじゃ意味が分かんないのがある(笑)
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4ページですごいなーと試しに買って読んだのですが、確かに短過ぎて勿体無いもっと読みたい話があったり、何度読み返しても??意味が解らずじまいなものも、ぞーっとするもの、ほんわりするもの、様々な話があり、私は一気に読んでしまいましたが、ちょっと疲れちゃうかも。お腹いっぱいな感じで。
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全ての作品が4ページに纏められている。1作毎では、必然的に登場人物が少ないが、人物紹介が殆ど無いので、油断して読んでいると人間関係が分からなくなる。しかし作者は罠に引っ掛けようとしてくるわけで。今度は6ページくらいで読んでみたい。
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Kindleにて。あまり面白くなかったので途中でやめてしまった。
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サクサク読めて、時々少し背筋がヒヤッとして、大変楽しく読ませてもらった。
しかし読解力がないせいか、時々オチのわからない話が…(´・ω・`) -
2018年、11冊目は、隙間読書用として、主に電車移動とイベントの待ち時間で読んでいたもの。
2000字、4pという縛りで連載されていたものをまとめた一冊。まさに、少し空いた、隙間読書用にジャスト。
分量的に、伏線張り巡らしたり、細かな心理&情景描写は少ない。大どんでん返しも、深み、醍醐味も期待出来ない。良くも悪くも、アイデア勝負的色合いも濃い。初心者や、色々つまみ食いしたい方向け。
中身の多くはヒネり系オチになるのも致し方なし。それでも、スタンダード的、ホッコリ系、微グロ系、ユーモラスなもの、ホラー寄り、二段オチ、……etc。とベクトル様々。隙間の時間を埋めるのに、テンポ良く、オォ。ムム。クスり。❔❔。と楽しめた。そういった意味では、★★★☆☆は高評価と言ってイイと思う。 -
最初の『最後のメッセージ』以外は、期待外れだった。4ページでミステリーを完結させることの難しさは解るのだが、似たようなパターンが目立つし、ストーリーにのめり込む前に完結してしまうという感じで、驚くような結末の作品は無かった。
やはり、ショート・ショートなら、星新一か。 -
4ページだけなんで、さくっと読めるし、一作読むと、次をすぐに読みたくなって、結局、すごい量を読んでいた。
4ページなんで、は?どういうこと??みたいな話も多いんだけど、それでも、じゃ、次!て感じになるテンポのよさ。 -
サラッと読める感じかと思っていたら、長編よりもしっかり読んだかも。それなりに濃いエピソードが4ページに凝縮されて詰まっているから、1行1行丁寧に読む必要があった。引き伸ばそうと思えば短編くらいにはなりそうなのに、4ページで読めるというのが贅沢で良いのだと思う。
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3
4頁の掌編を60編所収。時間はないけれどミステリを読みたい、なんてときにはうってつけ。話を短くまとめられるというのはそれだけでセンスを要する。それをこれだけの数書き続けていること自体、称賛に値する。ただ、4頁しかないのに早々に先が読めて拍子抜けしたり、そもそも話がオチてないものもあったりして、出来にバラつきは感じる。先に発表された作品と同じものがいくつか収められているのも、既視感を誘発してあまり印象は良くない。まあ、細切れ時間の読書の味方として、ちびちび読む分にはなかなか楽しめる。