4ページミステリー (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
2.78
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本棚登録 : 1160
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514001

作品紹介・あらすじ

「小説推理」で好評連載中の「2000字ミステリー」を、一挙まるごと5年分、60編収録。各話は原稿用紙5枚分というお手軽な長さなので、通勤通学の車内でちょこっと開くのにオススメです。短くても、伏線やどんでん返し、ミスリードの仕掛けありで、これはオイシイ!

感想・レビュー・書評

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  • 電車の中で読むのに良さげなので借りてみた。枚数が少ないせいか若干説明不足なところがあるかな?1回読んだだけじゃ意味が分かんないのがある(笑)

  • 4ページですごいなーと試しに買って読んだのですが、確かに短過ぎて勿体無いもっと読みたい話があったり、何度読み返しても??意味が解らずじまいなものも、ぞーっとするもの、ほんわりするもの、様々な話があり、私は一気に読んでしまいましたが、ちょっと疲れちゃうかも。お腹いっぱいな感じで。

  • 全ての作品が4ページに纏められている。1作毎では、必然的に登場人物が少ないが、人物紹介が殆ど無いので、油断して読んでいると人間関係が分からなくなる。しかし作者は罠に引っ掛けようとしてくるわけで。今度は6ページくらいで読んでみたい。

  • Kindleにて。あまり面白くなかったので途中でやめてしまった。

  • サクサク読めて、時々少し背筋がヒヤッとして、大変楽しく読ませてもらった。
    しかし読解力がないせいか、時々オチのわからない話が…(´・ω・`)

  • 2018年、11冊目は、隙間読書用として、主に電車移動とイベントの待ち時間で読んでいたもの。

    2000字、4pという縛りで連載されていたものをまとめた一冊。まさに、少し空いた、隙間読書用にジャスト。

    分量的に、伏線張り巡らしたり、細かな心理&情景描写は少ない。大どんでん返しも、深み、醍醐味も期待出来ない。良くも悪くも、アイデア勝負的色合いも濃い。初心者や、色々つまみ食いしたい方向け。

    中身の多くはヒネり系オチになるのも致し方なし。それでも、スタンダード的、ホッコリ系、微グロ系、ユーモラスなもの、ホラー寄り、二段オチ、……etc。とベクトル様々。隙間の時間を埋めるのに、テンポ良く、オォ。ムム。クスり。❔❔。と楽しめた。そういった意味では、★★★☆☆は高評価と言ってイイと思う。

  • 最初の『最後のメッセージ』以外は、期待外れだった。4ページでミステリーを完結させることの難しさは解るのだが、似たようなパターンが目立つし、ストーリーにのめり込む前に完結してしまうという感じで、驚くような結末の作品は無かった。

    やはり、ショート・ショートなら、星新一か。

  • 4ページだけなんで、さくっと読めるし、一作読むと、次をすぐに読みたくなって、結局、すごい量を読んでいた。
    4ページなんで、は?どういうこと??みたいな話も多いんだけど、それでも、じゃ、次!て感じになるテンポのよさ。

  • サラッと読める感じかと思っていたら、長編よりもしっかり読んだかも。それなりに濃いエピソードが4ページに凝縮されて詰まっているから、1行1行丁寧に読む必要があった。引き伸ばそうと思えば短編くらいにはなりそうなのに、4ページで読めるというのが贅沢で良いのだと思う。

  • 3 

    4頁の掌編を60編所収。時間はないけれどミステリを読みたい、なんてときにはうってつけ。話を短くまとめられるというのはそれだけでセンスを要する。それをこれだけの数書き続けていること自体、称賛に値する。ただ、4頁しかないのに早々に先が読めて拍子抜けしたり、そもそも話がオチてないものもあったりして、出来にバラつきは感じる。先に発表された作品と同じものがいくつか収められているのも、既視感を誘発してあまり印象は良くない。まあ、細切れ時間の読書の味方として、ちびちび読む分にはなかなか楽しめる。

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著者プロフィール

1968年千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て執筆活動に入る。2004年、「キリング・タイム」で第26回小説推理新人賞受賞。同年「小説推理」掲載の「大松鮨の奇妙な客」は、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた。同二作を含む短編集『九杯目には早すぎる』でデビュー。著作に「4ページミステリー」シリーズ、『ロスタイムに謎解きを』『最初に探偵が死んだ』など。

「2016年 『お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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