十津川警部 会津友の墓標 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514209

作品紹介・あらすじ

早春の荒川河川敷に放置されていた車のトランクから十津川の友人・佐伯隆太の遺体が発見された。捜査に着手した十津川警部は生前に受け取った佐伯からの手紙を手掛かりに、亀井刑事とともに会津若松に向かった。

感想・レビュー・書評

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  • 十津川警部の元に、大学時代からの友人・佐伯隆太から珍しく手紙が届いた。
    「故郷の会津に帰った友人・折戸修平から、再婚相手を紹介したいと連絡があったので、三日間会津に行く。」
    と書かれていた。
    ところが、三日経っても、彼は帰ってこず、挙句死体で発見された。

    十津川警部と言えば、やはり、渡瀬邦彦さん。
    テレビの十津川シリーズは、楽しみのひとつだったが、本誌では、十津川警部は40歳と書かれている。
    その事に、びっくりした。

  • 会津ならではの白虎隊の話が登場しますが、
    ウ~ン今の時代にはいない考えの折戸さんにちょっとしっくり来なかったなぁ。

    奈緒さんもしたたかなのか、折戸さんをからかっているのか、ちょっとわからない感じでしたね。

    結末に犯人がハッキリしないのは珍しい。
    最後まで読んでもスッキリしない、なんとなくモヤモヤ感が残る作品でした。

  • 大河よりも前の作品。ネタ元は中野姉妹か。
    2つのストーリーから、あえて答えを出さないという流れは面白いと思うが、最初の手紙からして不自然で、無理が目立ち、意欲が少し空ぶった印象

  • 2021/03/23 40読了

  • 会津の白虎隊。

    日新館の教え
    1 年長者の言うことに背いてはなりませぬ
    2 年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
    3 虚言を言うてはなりませぬ
    4 卑怯な振舞をしていはなりませぬ
    5 弱い者をいじめてはなりませぬ
    6 戸外で物を食べてはなりませぬ

    否定形が多いのが難点かも。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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