仏果を得ず (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 3933
レビュー : 502
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514445

感想・レビュー・書評

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  • 2019/07/31読了

  • 文楽が人形浄瑠璃ということさえ知らなかった。なのに読み始めたら、にわか文楽ファン。なんて奥深いんだろう。
    三浦しをんの力量に感動。
    人間国宝のおじいちゃん達もいい!

    残念だったのは…。ラストの舞台は恋愛のドタバタと絡めずに、芸に集中して欲しかった。

  • 伝統芸能でありながらあまりテレビで取り上げられる事がない為ほとんど知らなかった文楽の世界。
    健と師匠達とのコミカルなやりとりのおかげで文楽の奥深い入り口をほんの少し覗かせてもらった気がします。
    ミラちゃんのように文楽に興味を持つ子供達が増えて文楽の伝統が長く長く続いてほしいし、私も文楽についてもっと知りたいと感じました。
    健大夫、恋も仕事も頑張れ〜。

  • 語り口がコミカルで読みやすい。

  • さすが三浦しをん。
    文楽を観に行きたくなる。
    特に女殺油地獄。
    江戸時代のエンターテイメントだって、今と同じで、単純じゃなくて、風刺してたり、社会に疑問を呈したり、反発したりしてるもんなんだな、これは、観てみたい!と思わさせられた。
    さすが三浦しをん。

    20190421

  • 日本(人)をよく知ろうシリーズ。歌舞伎、相撲、雲水、明治時代、マタギ、帝國陸海軍に続き、文楽に関する本。義太夫を語る「大夫」を目指し奮闘する若者を主人公に、人間国宝の師匠と訳ありの弟子たちが、文楽に真剣に向き合い、成長していく姿。芸を極める厳しい世界を舞台にしつつ、何も決められない、そんな自分をうじうじ責める若者を主人公に据えることで、連続ドラマのような読みやすい構成になっている。章ごとに、文楽の題目にあったストーリーが展開されるのも、文楽への興味をそそる。

  • もう一押し。
    読みやすいがそれ故に物足りなさを感じる。

  • 大切なことに気付かされた。

  • 文楽を知らない私でも、魅力を知ることが出来て楽しめた。
    文楽をご存知の方は更に楽しめると思います。
    印象に残ったのは、文楽作品は登場人物の心情をより深く理解することにより、更に楽しめる奥の深い芸術だということ。
    この事を知ってから文楽を見ると、更に楽しめそう。
    恋愛のドキドキ感も味わえます。

  •  珍しや、文楽青春ドラマ( ´ ▽ ` )ノ
     文楽のお題と主人公の青年の身辺雑多・成長談を絡めたところがミソ( ´ ▽ ` )ノ

     近年しをん作品のアニメ化が相次いでいるし、カバー画がカバー画ってこともあるけど、本作もまるきりアニメみたいな小説だった( ´ ▽ ` )ノ
     キャラも展開も章題も、京アニかシャフトそのもの( ´ ▽ ` )ノ
     行間から音楽や効果音が聞こえてきそうだった( ´ ▽ ` )ノ

     それはそれでいいんだけど……問題はミラだよなあ(>_<)
     これまた いかにもアニメっぽい少女だけど、彼女の主人公に対する「告白」を 作中人物全員が本気にしてるって、どうなんだろう?……(´ェ`)ン-…
     高校生ならまだしも、小学生だよ……(´ェ`)ン-…
     アパートで二人っきりになったり、裸の背中をペタペタしたり、作者が男だったらロリコン確定だったとこ(>_<)
     そのカーチャンの言動もまた、なんなんだけどね(>_<)
    (「カーチャン」って入力すると「J('ー`)し」って顔文字が出てくるんだね( ´ ▽ ` )ノ。いま気づいた( ´ ▽ ` )ノ)


    「舟を編む」と続けて2作、しをんを読んでみたわけだけど、上記の通り アニメ(&映画)っぽい作風(わかりやすいキャラ設定・心理描写、絵になるクライマックス、魅力的な舞台選定……等々)が人気の秘密っぽいね( ´ ▽ ` )ノ
     今なら「風強」アニメから原作へ って人も多いだろうし、映像と文章の橋渡し役として(も)貴重な作家かもしれない( ´ ▽ ` )ノ

    2019/01/18 J('ー`)し
     

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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