贖罪 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 10003
レビュー : 965
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515039

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ感覚で、一晩でさらーっと読めた。
    15年の歳月というと壮大に感じるけれど、手記のようなかたちで表現されているからか、お茶しながら話を聞いているくらいな時間感覚。
    後味悪いと有名な著者なのでそれなりに構えて読んでたけれど、登場人物の誰にも感情移入も共感もできず、したがって後味というものもなかった。

    強いて記憶に残ったものと言えば、紗英が気の毒なこと。
    10歳であの状況を過ごすのはきっと想像を絶する過酷さ。
    しかも犯人はまだ近くにいるかもしれないという恐怖感の中。
    むしろよくあの程度の症状で済んだな、と思った。

    全体的には私はとくに不快感も感じず、広げた風呂敷を折り目正しく畳んだなぁという印象。
    でも性的なものの扱い方は気持ち悪かった。
    こういうドロドロとした物語と気味の悪い性表現て切っても切れない関係なのかしら。

  • 湊かなえワールド全開。読みやすく、引き込まれ感ハンパないけど、少女殺害は心が痛む。いたたまれなくて、ちょっとひく。

  • 作品の流れは、告白と同様に関係者一人一人のストーリーで、最後にそれをまとめています。

    けしてつまらない作品では無いが、初めてこの著者を読んだ人なら評価は高いと思う。

    しかし、何冊か読んだ自分としては告白があまりに成功し、その影響から抜けられなくなってますね。

    展開や作風も完全に告白と同様で、読んだ事がある人なら、感動は全く感じないと思う。

    この著者の次作品は期待出来んな。
    本当に本を書き続けると言うのは大変なんだな。

  • インタビュー方式。
    んー、あんまり面白くなかった。

  • 話には引き込まれるが特に驚きはなく盛り上がりに欠ける。
    章ごとの視点変更での個々の表現は素晴らしい。
    4人のストーリーの後の5章で何か凄い結末を期待してしまった。
    作風としては「告白」に近い。

  • 今年の締めくくりに!

    と、意気込んで私の好きな言葉の「贖罪」というタイトルの本を手に取りました。

    が…
    イマイチ集中出来ず、伏線も回収しきれないまま読了してしまった。
    湊かなえさんは好きな作家さんなので、ほかの作品に期待します。

  • 一気に読めます。
    短編続きですが、続いてる。

    読み終わると「お前かぁぁぁ」て思う。
    これも「母世代と娘世代」のお話?なのかな。

  • 読書好きの友人が「これ書いている人絶対性格わるいよ!」と言って貸してくれたのがウケた。
    この著者の他の作品も何年か前に読んだ気がするけれど、その時の鬱々とした終始暗い印象は当作でも変わらず、本当に友人の言うとおりなんじゃないかしらという感想。
    登場する人物の性格の悪さがとても生々しいです。
    読みやすくて読んでいて飽きないので時間つぶしには良いけれど、あってもなくてもいい小説ってこういうことかと思いました。

  • 淡々としていてキャラクターの感情の起伏があまりない

  • 湊かなえ特有の手法に引き込まれてはいくものの、何だかスッキリしない。個々のエピソードとしてはまぁ面白いのだが、結びつけるのが強引というかこじつけというか…。そんなに連鎖しますかねってツッコミたくなる。

著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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