るり姉 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.15
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本棚登録 : 1565
レビュー : 264
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515275

作品紹介・あらすじ

十代の三姉妹が「るり姉」と呼んで慕うるり子は、母親の妹つまり叔母さん。天真爛漫で感激屋で、愉快なことを考える天才だ。イチゴ狩りも花火も一泊旅行もクリスマスも、そして日々のなんでもない出来事も、るり子と一緒だとたちまち愛おしくなる-。「本の雑誌」2009年上半期エンターテインメント・ベスト1に輝いた傑作家族小説。ラストの静かな感動が胸いっぱいに広がる。

感想・レビュー・書評

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  • 先日読んだ「寄居虫女」の三姉妹に比べたら…ホッとします〜。女系の家は強いなぁ。

  • 母の妹のるり姉。
    母と、その娘三人姉妹とるり姉の旦那の開人の物語。

    ゲラゲラ笑えてダーダー泣ける!
    にすっかり騙されました。
    天真爛漫なるり姉が笑わせてくれるのかと思いきや、闘病中のせいか、切なく暗い印象に…。
    かといってダーダーというかどこで泣くのかすら分かりません。

    これは帯が悪い。
    と言いたい所ですが、私には作家さん自体が合わない様で、説明臭くリズムが途切れる感じで話に入り込めませんでした。

  • “毎日一緒にいればいるほど好きになる。昨日より今日の方が、もっと好きだと思える。一日一日、今日が最高だと思う。でも次の日になると、今度はその日がいちばんになる。”
    本文のこの言葉は、
    家族と居る時、友達といる時、好きな人と居る時の幸せや楽しさをまさにそんな瞬間を表した言葉だと思います。

  • 第一章は涙、涙…
    最終章はホロリとまた涙…

    ほっこり、あたたかくなる本でした

    るり姉がとてもステキ。

  • いちばん大切な本になった

  • 読み始めるとすぅっと物語に引き込まれました。
    あーーー、どこかで似た感覚になったと思いだしたのは
    小さい頃児童向け小説を読んだ時。こういう親戚や兄弟がいたらいいなって思う強烈な(?)人物が登場し、物語にすぅっと引きこまれる、あの感覚。すごく久しぶりで、すごく感動しました(その感覚を覚えていた自分にも!)
    そして、るり姉はまさに理想の人物。
    自由で不自由。
    彼女を慕う姪の3人姉妹がまたいい!一番共感できるのは、二女のみやこ。素直にすりすりできないけど、きっと一番心がすり寄ってる!
    そこまでわからせる作者のストーリーテリングのすごさに感嘆です。
    ちょっと前に流行った時に読み損ねて積ん読になってしまっていたけど、読んでよかった!!

  • るり姉の世間ズレしてる小学生のような言動がかわいらしかった。るり姉の影がある過去の独白や、るり姉から広がる個々の時代を生きている3姉妹達の気取らないところも読んでいてすがすがしかった。

  • んーどこにでもありそうな家族の姿
    逆にどこにでもあるっておもったら大間違いで
    そういうことが、当たり前じゃない特別なことで
    とっても幸せだったりする。

    んーーー なんだか心落ち着く本かも

    • 373akikoさん
      ありふれて見えても あたりまえなんかじゃないね♪
      何気ない日々に幸せを与えてくれてありがとう♪
      ファンモンの大切が浮かびました。
      ありふれて見えても あたりまえなんかじゃないね♪
      何気ない日々に幸せを与えてくれてありがとう♪
      ファンモンの大切が浮かびました。
      2013/07/28
  • 読み終わりました!

    最初。。どうなるのか心配だったけど、
    最後良かった~(〃ω〃)


    生きる力・生命の強さを感じました。

    もっと。。この家族の物語を読んで見たくなり
    続きが気になってしまいました(〃ノωノ)

    最後まで読んで良かったです♪
    るりちゃんもさつきも。。皆んな愛しくなりますね…

  • 「るり姉」と夫、姉とその子(三姉妹)・・・の、それぞれの目線からなる短編集。
    勘がイイ人だったら目次(例えば三章は「開人・・去年の秋」といった感じ)とその時系列を見たら、なんとなーく、展開がわかっちゃうかも?な感じの、構成自体はいたってシンプルな作品。「空気感」を楽しむ作品です。

    これ、大好きです。

    読者のそれまでの人生、性格、考え方によって、どの短編に思い入れするのかが全く変わってしまうんだろうな。と思います。
    私は4章の「開人」と、三章「みやこ・・・去年の夏」が好き。
    特に「みやこ」の章は大好きです。何度も読みました。

    185ページ~188ページ、みやこが中学入学、
    ・・・入学式に出た後、慌ただしく仕事にむかった「おっかあ」は知らないけど、その後、みやこと父(母とは離婚)は再会、ファミレスで昼食を摂る、という場面があるんだけど、そこが秀逸。
    彼女の「腐った赤キャベツ」色の髪の毛の由来もわかったし、彼女が実はいろいろ考えていて、とても私の好きなタイプの女の子なんだな、とわかりました。

    うがって思ってしまうのならば、みやこの父も、娘三姉妹の中で「多分自分(父)に一番似ているであろう=みやこ」のことが一番心配で気になっていて、だからちゃんと成長していて「よかった」なんだろうし、髪を「おかしな髪型」なオカッパにしていたのかな。なんて。
    みやこが父に会った後に、髪を染めたように、
    みやこの父も、みやこに会った後に、スポーツ刈りに戻している気がする。
    だって、どんなに離れていてもやっぱり父子で、
    親子って、そんなにも似てしまうものだから。
    (別にウチの両親は離婚してないし、私はどちらかというと母似だと思ってますが・・・)

    アッサリ書いているようで、そんな風に深読み(というか妄想?)できる作品。

    「開人」の章は、イチャイチャ新婚バカっぷる系な、読んでると和む感じです(苦笑。

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著者プロフィール

椰月美智子(やづきみちこ)
2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞をW受賞。『フリン』『るり姉』『消えてなくなっても』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の、』などなど、家族小説、恋愛小説、短編集やエッセイと、数々の話題作を世に送り出した現在最も脂の乗った作家のひとり。
2018年9月、『緑のなかで』を刊行。

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