夜行観覧車 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2013年1月4日発売)
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本棚登録 : 8331
レビュー : 765
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515527

感想・レビュー・書評

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  • 「夜行観覧車:湊かなえ」を読みました。湊作品、やはり視点の誘導がスゴかった…!!色んな意味で人間らしさを感じられ、現代の家族のリアルな問題が描写されてました^^;自分的に好きな作品でした♬

  • 一日で読んでしまった。今回はそれほど後味が悪い作品ではなかったかな。それにしても遠藤家はなかなか厳しい。家族でもきちんと伝えるのは大切だ。

  • 人の不幸は蜜の味?
    他の作品よりは、後味が悪くなかった。

  • ドラマの第一回目を見たら、先が気になってしょうがないので
    原作を読んでみることにしました。

    読みやすく、お話に引き込まれて
    あっと言う間に読み終えました。

    が、
    章ごとに日付や時間が書いてあるのですが、
    それがわかりにくく、
    何度もページを戻して確認。
    (これはいつの出来事?と、頭がこんがらがる)

    終盤までそれぞれの人物の、どろどろぐちゃぐちゃした感じが
    「いやだな~」と思いつつもおもしろかったのですが、
    最後急になんかみんないい人みたいになってしまう。。
    その「急」な感じについていけず、
    あれ、終わった?という感じ。

    これはもしかしたらドラマの方がおもしろいかも、、、
    と期待して、
    やっぱり先を急がず毎週見てみようと思います。

  • 面白かった。
    決して、大量の流血表現やグロい描写があるわけではないのに…エグかった。
    精神的R-15ってところでしょうか。
    対象は娘を持つ母親と母親を持つ娘限定かもしれませんが。

    女性のが入り込めそうな作品。

  • 面白かったです。大どんでん返しがあるとかではないですが、やっぱり湊かなえさんの作品と言う印象。

    遠藤彩花の中学受験に対する失敗への嫉妬心、その母親の真弓の家に対する愛情を超えた執着心であったりとひとりひとりの人物像が良く描けています。しかも、より人間臭い部分が浮き上がっています。

    街が人を変えてしまうのか、人が街を変えるのか凄く気になる部分ではありますが、それでも、人は辛くても、与えられた環境で生きていくしかないのですよね。

  • 過去の作品からすると、身勝手で未熟な子供たちが大人に制裁を受けたり、お仕置き的なサディズムが心地よかったですが、今回は子供たちの行動が大人社会の矛盾や悲壮感、エゴイズムに対峙していくきっかけになっていて、翻弄される大人たちの滑稽な姿がリアルでした。

    1本の糸で結ばれたスパンコールで家族の絆を表現したり、複数の主人公が交差しながら、それぞれの立場で言葉を発して行動していく独特な描き方は、より登場人物全員を際立たせる巧みさだけでなく、真相にたどり着くまでの様々な解釈や結末への期待が渦巻いて、飽きさせない演出がお見事でした。

    一つの事件を通して、隣接しあう家族それぞれが抱える事情が明らかになっていきます。

    真犯人を追い詰めていくような類のストーリーではなく、限られた時間内に、ほぼ同時進行で展開していく、それぞれの家族の、恐ろしくも、哀しい物語です。

    振返って考えると、「言葉の暴力」に放浪され、荒廃していく柔な心理や、本来必要とされる僅かでも大事な一言。人間関係の複雑さだけでなく、どこの家庭や、友人関係の中でもありがちな事だし、深く考えさせられる社会の縮図的な話ですね

  • 祝文庫化!TVドラマにもなるそうです(TVは観ないと思いますが、、、)
    夜行観覧車TBSテレビ
    http://www.tbs.co.jp/yakoukanransya/

    文庫の表紙も米増由香だと良いけど、、、変えませんよね双葉社さん。
    あいまいもこ〜 米増由香 yuka yonemasu〜
    http://www.art.zaq.jp/yoneillustration/

    双葉社のPR
    「父親が被害者で母親が加害者──。
    高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
    遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
    その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
    『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。2013年1月18日よりTBSにて連続ドラマ化決定! 」

  • 家族が家族でいることも大変なのです。

  • えぐられる
    わたしは幸せだと思う。自分の見合う土地で生まれ、育ち、稀薄な意思だとしても自分で選択してきたと言える。現状は周りに追いついていないが、それも選択の結果だし、直接責め立てる者もいない。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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