駅と、その町 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 57
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515596

作品紹介・あらすじ

国鉄と私鉄が乗り入れている、都市から少し離れた立見という名の駅と、駅を囲む町で起こる奇妙な出来事-これは、あなたの住む町の話なのかもしれない。急行が去った後のホームに忽然と現れた男、駅の売店に勤める謎の女性。国鉄がJRと変わっても、その町には何かが棲み続けている!?ありふれた日常や身近な場所に、ひっそりと潜む異世界を描く傑作オムニバス・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 駅と、その町 (双葉文庫)

  • 駅にまつわる(絡んだ)不思議な話。

    ちょっとオカルト?
    主要駅ではない駅って、まぁなんとなく
    こういう不可思議な雰囲気を感じるかも。

    ちょっと、恩田陸さんの描く不思議感と
    近い怪しさを感じるおはなし。

  • 図書館から。
    駅が好きなので、どんなストーリーと思いながら
    読んだのですが一気に読めました。読みやすかった。
    でも、どこか摩訶不思議過ぎる世界が広がっている気が
    しました。
    立身(たつみと読む)駅に陽急電鉄、国鉄東南線という
    架空の駅舎や路線はあくまでも付箋。
    本当の主役は人間だと思いました。
    変わったストーリーです。

  • 「駅と、その町」眉村卓◆新しさと古さが同居する立身町。予知能力をもつ男や、外部の者を弾き出そうとする化け物が見え隠れする。町の衰退を食いとめる動きがあったり、登場人物自身が不思議な存在を疑っていたり、あくまで現実的な物語に不意に入る不協和音が絶妙。あれっ、今のは一体…気のせいかな

  • この作家さんの文章は
    読みやすく、丁寧。
    SFの作品にはやはり読みやすさは
    不可欠だと思う。

    この、なんだか人間を
    そのまま書いたような書き方と、
    柱が小さく捻じれている様な
    不思議な出来事は、
    たまらない。止まらない。

  • 030

  • 駅や街や昭和が大好きなので、話に関係なく立身の街並みを想像して楽しめた。

  • 駅を基点に人が流れ町が変容する。町の変容そのものは否定しないが、人のすげ変わりとともにその町らしさの喪失が意識されてしまうとそれはちょっとむなしいことかもしれない。

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著者プロフィール

眉村卓(まゆむら たく)
1934年、大阪市西成区生まれ。大阪大学経済学部卒。耐火煉瓦会社勤務の傍ら、SF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストに投じた「下級アイデアマン」が佳作入選し、デビュー。63年、処女長編「燃える傾斜」刊行。その後コピーライターを経て、65年より専業作家に。企業社会と個人の関係をテーマにしたいわゆるインサイダー文学論を唱え、ショートショートやジュニアSFでも健筆をふるい、絶大な人気を博す。71年、未来の管理社会を描いたインサイダーSF「司政官」シリーズを開始。79年、その長編第一作『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞を受賞。癌を患った妻に日々、自作のショート・ショートを捧げた。妻が逝去したのち『妻に捧げた1778話』として発刊、大きな反響を呼んで2011年1月に映画化、代表作の一つに数えられる。

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