ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 3114
レビュー : 389
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517569

感想・レビュー・書評

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  • 2017.10.18 読了。

  • 200pない薄さにほっこり短編4つ。
    通勤通学待ち合わせのチョイ読みにぴったり。
    1話目と2話目は主人公が一緒。
    3話目は1&2話に出てきたアッコさんがちょろっと出てくる。
    4話目はまったくアッコさんは出てきません。(らしき人は一行あるけれどもw)

    カバー・本文デザイン / アルビレオ

  • 派遣社員として働く美智子はひょんなことから上司である「アッコさん」にランチのお弁当を1週間作ることになる。
    お礼は代わりにアッコさんがルーチンとしている1週間のランチのお店を巡ること。
    4年続いた彼氏との破局に傷心していた美智子はそこでの経験から様々なことを学び、成長していく。
    そんなアッコさんと美智子を巡る短編集。

    一時期話題になっていたがなんとなく読まずにいた本をようやく手にすることができたのは読書から少し離れていた時期だった。
    読書を通して経験を疑似体験することで自分も美智子と一緒に元気が出てくるのを感じ、ああこれだこれだ、求めていたのはこれ!と嬉しくなった。
    仕事に疲れたサラリーマンに是非読んで欲しい1冊。

  • 期待してた分、普通かなという感じ。
    これは、好みの問題かも。
    でもまぁそこそこいい話だなという感じ。軽く読める。
    柚木麻子さんはドロドロした話だけじゃないんだね!

  • 短編集。全4編。3~4話目はアッコちゃんは出てきません。
    ●ランチのアッコちゃん ●夜食のアッコちゃん ●夜の大捜索先生 ●ゆとりのビアガーデン
     
    会社で働く20代~40代女性のお仕事奮闘記でした。
    うーん、この手のタイプはよっぽど面白くないとドラマでも観ないんですよね。ありきたりな設定やストーリーだと退屈しちゃうので。
    つまらなくはないけど・・・面白いわけでもなく・・・可もなく不可もなく・・・。
    ゆるいならとことんゆるーい、非現実的な物語が読みたいのです。
    やりがいのあるお仕事、好きなことを職業にできるのは素敵なことだけど、小生、企業に勤めている身なので、ちょっと否定されている気にもなってしまうんだなぁ。
    あなたにもきっと自分に合った仕事があるはずよ、って。昔は夢もあったけど、叶わずに諦めてしまった自分には耳が痛い話でした(^^;
    今の私には元気の押し売りのように感じてしまいましたが、読むタイミングが違えば背中を押してくれる本だったと思います。
    出てくる料理、特にポトフはおいしそうでよだれが出そうでした。疲れた五臓六腑に沁みわたりそう~。

  • 派遣社員で、彼氏にフラれたての三智子は、長身で敏腕の部長(あだ名はアッコちゃん)から、一週間のランチの交換を命じられる。
    三智子の弁当と交換に、彼女の指示する通りのランチを食べて来るというルール。
    一日中会社の中にいた三智子が、ランチタイムに外に出て、アッコちゃんをよく知る人々とふれあい、美味しいランチを食べるうちに、元気を取り戻す。

    発売当時大好評だった作品を見かけたので、読んでみた。
    通勤の片道で読了。
    つまらなくはない。好みの問題だけど、私にはちょっと薄味かな。

  • 疲れたときやしんどいとき読みたくなるような私にとって『ビタミン』を感じられる小説はいくつかあるが、これはそのうちの1つ。
    仕事も恋も何と無く停滞してるしんどいときに読むと元気もらえます。
    文章はさっぱりとしていてあとくされなく読みやすい。ページ数も多くないのでスキマ時間にすすっとよめます。
    あらすじはざっと言って、地味な派遣社員の三智子がいくつもの顔を持っている黒川敦子(アッコちゃん)と1週間ランチを交換するという話。
    私も落ち込んだりストレスが酷かったりしたときは食欲が本当に落ちるので三智子の気持ちがよく分かる!
    けど、食べるのって大事なんだなーと改めて感じさせてくれます。もちろん食べるシチュエーションや内容も大事ですが・・・
    毎日が100点の日々なんてないよなーとよく思います。
    今回も元気貰えました。明日からも頑張ろう

  • 食べることは幸せだ。
    つまんない毎日が、美味しいランチで変わり始めて、生き方そのものが変わってゆくかんじ。
    さすがに、日替わりで外食はできないけど、アッコさんの1週間のランチメニューをたどる三智子みたいに、毎日おいしいごはんを食べれたら、それだけで元気が湧いてきそう。そして、楽しそう。
    自分の気持ちに耳を傾けて、「今日はあれをたべたい!」と、ワクワクしていたいな。

  • なるほど、読むビタミンなのだな。現実はままならないことが多く、こんなにうまくいくかいなと思う。でも、ビタミン剤を飲むよりも、気持ちがあったかくなって、少し元気を貰えたことも確かです。一人で食事をする時はよく噛んで、温かい汁物もきちんと取るようにしようっと。三智子とアッコ女子が主役の二編もいいけど、私には後半の『夜の大捜査先生』と『ゆとりのビアガーデン』の方が面白かった。

  • NHKでドラマ化されてからずっと読みたいと思っていた。上司のあっこちゃんの、そっけない言葉や指示のなかに、主人公を成長させてくれるヒントがある。素敵。私もそんな上司に出会いたい。表紙の写真もインパクトあり。

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著者プロフィール

柚木麻子(ゆづき あさこ)
1981年、東京都生まれの小説家。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞し、2010念二同作を含む初の単行本『終点のあの子』を刊行。2014年に『本屋さんのダイアナ』で第3回静岡書店大賞小説部門受賞。2015年『ナイルパーチの女子会』で第28回山本周五郎賞受賞、直木賞候補に。2017年『BUTTER』で直木賞候補。2019年、『マジカルグランマ』が第161回直木賞候補となる。

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