クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517729

感想・レビュー・書評

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  • 神原恵弥の第二弾。不倫をしている双子の妹を家に戻そうとH市に旅立つ恵弥。しかし、不倫相手は死んでいて、後に妹も姿を消してしまう。実は不倫相手とは恵弥の仕事に関係ある人で、彼の手帳には「クレオパトラ」とあり、その謎を恵弥が追うといったもの。前回はお友達との会話、エキゾチックな雰囲気での物語でしたが、今回は恵弥の妹だけあって手強い相手、そして恵弥節も炸裂で前回よりも色が濃い印象。誰が敵か味方かわからず、心理戦、嘘と謎ばかりで楽しめました。舞台が函館てこれもイメージが浮かびやすくよかったね。なんといっても恵弥のキャラ、惹きつけられる三作目へGOだ。

  • シリーズの続編。
    靄がかかったような秀逸の描写に恩田陸だ! と思う。

    彼女が描く世界はどうして、こう迷宮にも似た不思議な感じがするのだろう。

    扱っている内容は現実的なのに。

  • 彼氏(既婚)を追いかけてH市まで引っ越した妹を連れ戻しに、ついでに妹の彼氏が追っていた「クレオパトラ」が何か確認しに行ったがH市へ着いたところで連れて行かれたのは妹の彼氏の葬儀で…

  • シリーズその2

  • 普通に面白い。気軽に読める1冊なので、あっという間に読了。だけど、ちょっと物足りなかったな。

    シリーズ前作「MAZE」は海外が舞台でファンタジー色もあったので、そのつもりで読み始めたのだが。タイトル「クレオパトラの夢」だしね?だけど舞台は日本で相棒がふたごの妹。急に現実的な感じがしちゃったし、事件そのものもあまりミステリアスでもない。
    個性的で魅力的な神原恵弥が主人公のシリーズなのだが、今回は彼の魅力だけで押し切った感じの独り相撲感が否めない。

    もちろん決して悪くないし、面白くない訳じゃないんだけど、期待が大きすぎた?かな(^_^;


    さ、いよいよ次は、最初に興味をもった、シリーズ第3弾『ブラック・ベルベット』だ!

  • ストーリーがどうのというより、人物に魅力を感じるのが、神原恵弥シリーズかな。

  • 中古本漁りにTSUTAYAへ行ったら、この前は置いてなかったこの本を見つけ、早速購入。
    神原恵弥シリーズ3冊中の2冊目で、舞台はH市=函館。
    函館は一度だけ言ったことがあるが、コンパクトな中に見どころがギュッと詰まった魅力的な街だった。
    本の中でも観光スポットを舞台に物語が展開し、情景を思い浮かべながら話に入り込めるのは嬉しい。
    “クレオパトラ”の謎を追う恵弥の勘は、鋭い割には結構穿ち過ぎ先走り過ぎたところもあって、小出しに真実が見える度に話が二転三転する運びはまずまず楽しめた。
    函館が度々大火に見舞われてきた歴史は知らなかったが、その歴史をあのように扱う作者の想像力はなかなか。

  • 恵弥の双子の妹は彼と同様に癖が強い。
    前作で友人を手のひらで器用に転がしていた恵弥から一転し、妹とその周囲に翻弄されていく姿が描かれている。

  • 恵弥の家族のことや思考など、1作目にはなかった彼の人となりが見えて キャラ読みする人には ワクワクするお話だと思う
    だがしかし、函館←→札幌の距離感 おかしくないですか? なんだか そればっかり 気になっちゃって H市ってなっているってことは 函館そっくりの 架空の都市ってことでいいんですか? いや お話は面白かったんだけどね

  • 恵弥の双子の妹を、不倫相手から取り戻すために、北海道へ。
    それぞれの人の思惑が交錯し、どんどん物語が進んでいく。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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