ヤッさんII 神楽坂のマリエ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575518252

作品紹介・あらすじ

念願かなって神楽坂でカフェを始めたマリエ。だが店はすぐに行きづまり、路上を彷徨っていたところを謎の中年男に助けられる。この「誇り高き宿無し」であるヤッさんは、築地市場や料理店を駆け回り、食の達人として関係者の相談に乗っているという。時には啖呵を飛ばし、時には悩む背中を押すヤッさんに、人はなぜ惹かれるのか?マリエは弟子入りし、新たな道を探っていく。大好評ユーモア人情小説の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • さすが原宏一さん。
    「ヤッさん」の流れを踏まえつつ「ヤッさんⅡ」では、ちょっぴり目線を変えてくれたので今回も楽しく読めました!
    ちょいちょい前作からの登場人物が出てきて、楽しくてニヤニヤしつつ。
    1作目を読んでなくても面白いですけど、どうせ読むなら1作目からぜひぜひ、ぜひ!!

    小説の後半でシオリさんの楠木正成について語ったセリフ。
    なんか、グッときました。

  • いやー、良い話やった。
    築地を中心に活躍する宿なし、食のコンサルタントヤッさんのシリーズ第2弾。
    神楽坂で三年つづけたカフェを潰してしまい路頭に迷ったマリエ。ヤッさんに拾われ、宿なしコンサルタントに弟子入りする。
    第1弾のお話を読まずとも楽しめ、最後も納得満足感のある終わり方だった。他のエピソードも読みます!

  • 本気で叱り時に突き放して自分で考えさせ、結局は暖かく見守る やっさんとマリエは理想の師弟だと思う

    一方執拗に欲やら見栄やらのために道を外れそうになる名人達や
    やっさんとマリエの様な師弟でも容易な事で疑心にとらわれるというのはいかにもありそうで考えさせられる

  • 途中までは良かったけど、締めがなんだかな~

  • 面白かったー!

  • 前作と同様にどんどん読み進めました。
    でも一作目がやっぱりいいです。マリエさんが…女ってこうだよね〜というステレオタイプで描かれている気がして。

  • ヤッサンシリーズ、いわゆる料理本の先駆けなのではと思います。

  • 憧れる2

  • シリーズ1作目の方が良かった。
    やっさんの魅力は変わらないんだけど、今回の主人公のマリエのキャラが好きではない。若い女性のホームレスという設定に無理があるのでは?

  • シリーズ第二作。今回の弟子は、カフェ経営を失敗したマリエ。ラストは見え見えのハッピーエンドでしたが、良かったです。

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第1回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに。他の著書に「佳代のキッチン」シリーズ、『天下り酒場』『ダイナマイト・ツアーズ』『東京箱庭鉄道』『ねじれびと』(以上、祥伝社文庫)、「ヤッさん」シリーズなど多数。最新作は『間借り鮨まさよ』。

「2023年 『うたかた姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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