自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)

  • 双葉社
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本棚登録 : 418
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575518931

感想・レビュー・書評

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  • 有名ミステリ作家が自分の作品から『どんでん返し』な話を選び、それを集めた作品集。短編ばかりなので読みやすいです。でも先に「どんでん返し」って銘打たれてしまうと、楽しみ半減しちゃうんじゃあ…?とも思いましたがどう返されるかを楽しみながら読むのもいいか。

  • 粒ぞろいの1冊。
    なんて豪華な執筆陣。(敬称略(笑))
    ・綾辻行人「再生」
    ホラーは苦手で、ちょっと気持ち悪いところもあったのだけど、ラストのくるり、は本当にお見事。綾辻先生のどんでん返しは、どれも絶品。(あ、どんでん返しがないのも大好きなのは言うまでもなく。)
    ・有栖川有栖「書く機械」
    こんな編集者はいやだーーーと思いながら読んでいたら、あらららら。機械が書いた小説は遠慮したいなー。
    ・西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    ユーモラスな流れに油断したー。怖いよー。
    でも、そんな風に追い詰められた故だと思うと、、、
    ・法月綸太郎「カニバリズム小論」
    綸太郎が彼を訪ねた理由に衝撃。
    そりゃ、明るい顔になんてなれないよね。
    ・東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」
    大好きな烏賊川市もの。
    彼らにかかわってしまった犯人さんはお気の毒(笑)
    あんな探偵にトリックを見破られたらダメージは2倍増し?(笑)

  • 最初からどんでん返しが用意されていることは
    分かっているので、その部分は期待するところではなく
    どういうどんでん返しになるのか、
    それよりも途中で語られている何気ない描写に
    その時きづくことができたか、なども楽しめる。
    推理ものとおもって読み始めたら
    いきなりホラーな感じで、ユーモア、悪夢、
    もちろん謎解き、コンパクトながらも
    ぎっしり詰まった感じの物語を様々楽しめた。

  • 短編集で、一人じゃない。
    幕の内弁当

  • 図書館より。

    久しぶりにしっかりガッツリしたミステリを読んだ気分。そうそう、昔はこういう作品が好きで読みまくっていた。
    綾辻氏然り、有栖川氏然り。どの作者様も見知っていた方々なので、楽しくそして懐かしく読了。

    子供ができてから、正直殺人モノが読めなくなっていたけど、短編なら読めるかな?ご馳走さまでした!

  • 自薦のアンソロジー。有栖川有栖「書く機械」と東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」は再読。法月綸太郎「カニバリズム小論」はずっと教科書のようにカニバリズムについての話が続いて嫌になったけど、最後は面白かった。これぞどんでん返しか。旅のお供には気軽に読めて良かった。

  • 好きな作家さんが多かったので読んだことあるのが半分くらい。でも覚えていても楽しめた!

  • 著者自薦のどんでん返しをまとめたアンソロジー。どんでん返しというとちょっともの足りない感がありますがおもしろかったです。

    ・綾辻行人「再生」『眼球奇譚』所収
    ホラーミステリ。ちょっと気味が悪い感じなんだけど、でもぞぞぞっとしてよかった。
    ・有栖川有栖「書く機械(ライティング・マシン)」『作家小説』所収
    読んだことある気がするんですが記録がない…。作家小説を読んでみよう。
    ・西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」『パズラー 謎と論理のエンタテイメント』所収
    これが一番よかった。中でも一番正統派な感じ。ラストは素直に唸る。
    ・貫井徳郎「蝶番の問題」『気分は名探偵 犯人当てアンソロジー』所収
    「被害者は誰?」のコンビ。この作品好きなので楽しかった。違和感は感じたんだけどそこまで。桂島残念。
    ・法月綸太郎「カニバリズム小論」『法月綸太郎の冒険』『贈る物語』所収
    既読。カニバリズム講義はなかなか興味深かった。物憂げな綸太郎が印象的な作品。
    ・東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」『はやく名探偵になりたい』所収
    この著者の作品はあまり読んだことはなく。本格だけど会話はコミカル。ラストはよかった。犯人からしたらたまったもんじゃないな。

  • やはりこの六人の名前を見たらミステリーファンとしては読みたくなりますよね。しかも大好物のどんでん返しときたら。
    でもたぶん、そこまでどんでん返しを期待しないほうがいいと思います。やはり、短編ではいつもほどのゾクゾク感までは到達しませんよね。
    それぞれはさすがの読み物になっています。どれも面白いですよ。

著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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