- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575518979
作品紹介・あらすじ
新宿淀橋署の宮本刑事部長と、本庁から来た佐々木警部補。年齢も容姿も経歴も好対照の2人は、その名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」にたとえられるライバル同士。そんな異色の凸凹コンビが7つの難事件に挑む。どんなときも、2人の推理は真っ向から対立。はたして正しいのはどちらか?息もつかせぬ展開、綿密なトリック、思いもよらない結末と、推理小説の神髄が味わえる7編を収録。
感想・レビュー・書評
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多少の古さは感じるものの、読みやすい短編集でした。
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短編集。刑事のキャラがはっきりとしてて、話が頭に入ってきやすい。
時々、表現がなんか、古い??て思ったら1980年の本でびっくり。復刻版みたいな感じ?
時代を感じる表現が様々ありますが、トリックは丁寧に描かれており、ザ推理小説!といった感じ。
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結構おもしろいと思ったんだけど、意外と評価低いな…。
読みやすかった。 -
新宿淀橋署の宮本刑事部長と、本庁から来た佐々木警部補。年齢も容姿も経歴も好対照の2人は、その名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」にたとえられるライバル同士。どんなときも、2人の推理は真っ向から対立。はたして正しいのはどちらか?息もつかせぬ展開、綿密なトリック、思いもよらない結末と、推理小説の神髄が味わえる7編を収録。(e-honより)
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暇つぶしにはなった。
もっと面白そうな印象だったけど期待はずれ。 -
タイトル通り七つの殺人事件の短編集。
宮本武蔵と佐々木小次郎がモチーフとなった刑事二人が、様々な事件の謎を解いていく。
短編同士は繋がりがなく独立した作品。
単純な犯人当てよりも動機の解明に重きが置かれている。
謎解きは、やや強引か明らかに分かるものがおおかった。 -
新宿淀橋署刑事課捜査一係の部長刑事・宮本清四郎と警視庁捜査一課警部補・佐々木冬彦。自他ともに好敵手と認め、周囲からは、「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」とも揶揄される二人の刑事が挑む7つの殺人事件。
あくまで短編としてではありますが、探偵役が2人いるが故のどんでん返し、また、ミステリーとしてもそうですが、人間ドラマのほうが印象に残る作品。 -
本屋の平台にあったので。
人物の光子とか和枝とか、なんか名前が今時じゃないなと感じていたら、巻末に1980年刊行って書いてある!
16歳の少女に対する表現とか、経営しているお店がだいたいスナックだったりで、なんだか事件の様相が古いなーと思ったけど、これで納得。
タイトルの通り、7つの殺人事件があって、それぞれ二人の刑事が別々に捜査してどちらが先に真相解明するかを競っている。
複雑な人間関係とか難解なトリックもなく、新幹線で読むには丁度良かった。