- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519624
感想・レビュー・書評
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どんでん返しがテーマのアンソロジー第二弾。
前回に引き続き、これがどんでん返しだというのなら、大体どのミステリーもどんでん返しじゃないですかーと言いたくなるものばかりで、正直期待外れ。普通のミステリアンソロでした。それでも収録作が面白ければいいけど、シリーズものの一環だったり、それだけ読んでもいまいちよくわからない物があったりで、どれもあんまり面白くなかった。残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[加納朋子さん関連の記事あり]
「掌の中の小鳥」 加納朋子(『掌の中の小鳥』に収録) -
どの作家さんもお馴染みで読みやすかった。えっ?と思う大どんでんは最初の乾さんくらいで、最後でひっくり返るというより、そういうことだったのか~というタイプの短編集。近藤さんのはどんでん後のどんでんがピンとこなくて読み直し。既読のはずなのに…。
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(収録作品)同級生(乾くるみ)/絵本の神さま(大崎梢)/掌の中の小鳥(加納朋子)/降霊会(近藤史恵)/勝負(坂木司)/忘れじの信州味噌ピッツァ事件(若竹七海)
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すでに読んだことのある話、読んだことがあるような気がする話がいくつか。
今までに出版されたものを集めて作ったアンソロジーなので仕方がないのだけれど、
書き手が話のたびに変わる短編集がどうやら私は好きらしい。
(つまりアンソロジー好きってことだけど^^)
近藤史恵さんの『降霊会』、THEどんでん返しをくらいました。
お見事!(笑) -
知らない作家さんと出会えるきっかけになると思ったけど。。。今回はそれぞれの本の中で読んだほうが感動した内容だったかなあ。少なくとも大崎さんや加納さんはシリーズの中で読んだときのほうがよかった気がする。
アンソロジー的な本は選ぶのが難しい。 -
ピンとくる作家さんがずらっと並ぶアンソロジー。タイトルに惹かれて読んでみました。ミステリー的などんでん返しはなく、ほわっと終わるものもありました。
やはり坂木司さんの「勝負」が面白かったです。俺とじいさんのバスの降車ボタンをめぐる勝負(笑) -
乾くるみ「同級生」『イニシエーション・ラブ』とか『セカンド・ラブ』っぽいかも。最後の台詞でどん引きする。
大崎梢「絵本の神さま」じんわりしていい話。別にどんでん返しではない気がするけども。
加納朋子「掌の中の小鳥」二編。一編目は絵画汚損事件。二編目は登校拒否をやめるまでの回想。一編目はなかなかどんでん返しな感じ。二編目は…別になくても良かったかも?
近藤史恵「降霊会」ヒロインが好きになれない(とはいえ主人公もたいがいではある)けど、一番どんでん返しっぽくはあったかも。ブラックだけどすっきりしてしまう。
坂木司「勝負」バスの降車ボタン勝負。くだらなくて大好き。
若竹七海「忘れじの信州味噌ピッツァ事件」何やらすっきりしないが信州味噌ピッツァ食べたい。
「降霊会」と「勝負」が好き。 -
2017年1月双葉文庫刊。6編の推理アンソロジー。いずれも、どんでん返しというほどの驚きはありませんでしたが、そこそこ楽しめました。表紙タイトルにある「2」の文字が赤で見にくく、シリーズ2冊目だとは気づきませんでした。「1」も読もう。