- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519877
感想・レビュー・書評
-
この表紙は…まるで婚約した日のお祝いに撮ったみたいな…
(注・全然ちがうシチュエーションです)
6巻は1冊まるまる長編でしたが、7巻からはいつもどおりの短編事件が4つスタイルへと戻っています。
お茶会に着ていく着物に慣れようと、自宅でも着物を着始めた主人公・葵。
どんな言葉か詳しくは書けないけれど、「言葉の呪い」と、それを乗り越える話。
葵の恋人・家頭清貴(通称・ホームズ)の祖父・オーナーの現恋人である好江の悩み(オーナーとの年の差は30歳)。
この設定なだけでも、なかなかドロドロ要素におもえるのに、好江と清貴は昔から仲が良かったりするところが…なんか…家頭家スゴイな…というところ。
清貴の天敵・円生が再登場ですが、円生のやりたいこと、清貴に対してやっていることの意味が、説明入っても今ひとつピンと来ずだったのは残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プロローグが眺めで甘い!
なのに、本編に入ったらなぜか清貴と葵に別れ話が?!ライバル円生も登場し、それが関係しているのか??受験生としての葵。とりあえずは勉強に集中する。そんな折、店長から電話が入る。清貴が兵庫から戻ってくる。なぜ兵庫に?店長もオーナーも心配してくれていたみたい。ラストは丸く収まってほっとした。 -
円生との直接対決を経て、葵の高校生編完結。
ホームズさんの弱さや思い詰めてしまう姿も描かれていて、奥深かった。
葵の成長や自立がすごくて、どんどん女子から女性となっててびっくり。むしろ出来すぎなぐらいかも。もうちょっと人間味溢れてもよいかも。ホームズさんより優等生すぎる気がします。
ホームズさんと葵さんの胸キュン多めでした。 -
円生との決着のお話。
ホームズさんと葵ちゃんの関係が、離れて戻って、一段と強くなって。葵ちゃんってすごいなぁ。と思わせる一冊でした。 -
声なき依頼に応えて少しずつ人生が変わっていく。
-
一気読みしてしまった(^^;)あまあま度がアップし続けているホームズさんと葵さんの話から始まり、円生が登場してまさかの展開にハラハラ(゜゜;)これで完結か?と思わせる終り方だったけれど「あとがき」に高校生編が終わりと書いてあったから、中締めって感じかな(^^;)
-
このシリーズは女子高校生の恋愛模様も主な読みどころな割に、大人たちの恋愛事情とか犯罪絡みとか、結構際どい所があってドキドキハラハラと胸キュン萌え~がバランスよく混在してるのが魅力ww。辛い時期を焦らず耐えて、葵ちゃん急に大人になったね。次も楽しみにしてます。
-
感動しかないです。
葵ちゃんの感性が凄すぎて……
ホームズさんの気持ちを汲み取り、その上で身を引く。色んな人の支えがあって、寄りを戻します。
別れを告げられた時のらしくない取り乱し方、それでもホームズさんと離れて過ごす覚悟と強さ。円生さんとの決着の日の落ち着きさからの、ホームズさんに対する対応力、本当に高校生という設定を疑います(笑)。
何より、2人の関係が戻って良かったのと、そして、秋人さんちょこっとだけど、出てきてくれて良かったです。