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- Amazon.co.jp ・本 (728ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519983
感想・レビュー・書評
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山田深夜『横須賀ブロークンアロー(上)』双葉文庫。
久し振りに読む山田深夜。上下巻で1,400ページを超える大作。
横須賀とその周辺を舞台に描かれる国家最高機密と捻くれた男たちの生き様。警視庁公安部の石渡秋彦が剛の捻くれ男なら、バス整備士の江井徹は軟の捻くれ男。上巻では二人の捻くれ男の背景が各々描かれるが、それが次第に交わり、二人の近辺に危険が迫る。
冗長過ぎて、ページを読み進んだ割りにはストーリーは余り進まない。また、冗長過ぎるが故に、公安の石渡秋彦を引き抜き工作が今一つ納得出来ない、石渡がバイク技術を習得する課程は詳細に描かれているのに対して諜報技術を習得する課程には殆んど触れられていない、など細部に粗さが目立った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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