プロパガンダゲーム (双葉文庫)

著者 : 根本聡一郎
  • 双葉社 (2017年10月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520439

プロパガンダゲーム (双葉文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ある島の領有権をめぐる戦争を起こすか、起こさないかを巡るプロパガンダ戦。学生の就職選考という設定ですが、少し物足りないかな。最期もちょっと理想を追いすぎな感じがしました。

  • 国民に「戦争を正しいものと思わせる」ことが
    勝利のカギとなる就職採用試験のはなし。

    なんだか不気味な雰囲気に惹かれて購入、スルッと読めました。
    テーマも内容もおもしろかったんだけど、
    さいごのさいごが雑な印象、、、。
    試行錯誤する学生達の戦略合戦がリアルで秀逸で、
    中盤までがとってもおもしろかっただけに残念です。

  • 2018年03月17日読了。

  • まあ、ふつう。

  • 自身の採用とチームの勝敗、本当の善悪の間で揺れ動く学生がいきいきと描かれていてとても面白かった。

    些細なことで一喜一憂する姿は学生と社会人の間、本当の悪とは何なのか、それは本当に悪なのか、政治の上では、事実に基づいたら、正義によれば、それは誰から見ても正しいのか、という葛藤がちょうどある年頃だろう。

    大人ではこうはいかない。

    政治と巨悪、就活生という組み合わせが絶妙だった。

    就活を経験したからこそ理解できるような葛藤につい感情的に読んでしまった箇所があるので、冷静になってもう一度読んでみたいと思っている。

  • テンポが良くて、一気読み。これは映画化確定かな。面白いゲームだった。最後の終わり方だけはもう一捻りほしかったけど。

  • 設定がユニークで、どんどん読み進められた。現代の人狼ゲームのような、ディベートで相手の荒を探し、自身の信頼を勝ち取るスリルも魅力的でした。
    まだまだ深堀り出来る設定だと思うので、続巻かスピンオフ(予定されてるかはわかりませんが)を期待します。

  • 珍しく小説である。

    大手広告代理店の就職試験の最終選考に残った8人の大学生。彼ら・
    彼女らにはとある課題が課せられる。宣伝戦略を利用して、仮想
    国家の国民を戦争に導けるか。

    学生たちは戦争に導きたい政府側、戦争をさせたくないレジスタンス
    側の2チームに分かれ、広告代理店が集めた100人の国民を相手に
    SNS上でそれそれがいかに国民の支持を得るかを競い合う。

    戦争の原因となる領土問題などの設定もそうだが、先に『電通巨大
    利権』(本間龍 サイゾー)を読んでいたので現実とシンクロする
    部分があってストーリー展開に引き込まれる反面、背筋が寒くなる
    感じもあった。

    小説ではあるけれど、現実とそれほど乖離していないのではないか
    と思う。勿論、このようなゲームが就職試験の最終選考になるはずは
    ないが、両チームが自分たちこそ正しいと思い、それぞれが繰り出す
    プロパガンダは本当にありそうなのだもの。

    国民感情は広告戦略でどうにでもなる。例えそれが非常に危険なこと
    であってもだ。本当にこんなこと、考えていそうだよね。実際、ネット
    上の異常な自民党支持は電通経由で雇われた人たちが行っているなんて
    話もあるくらいだしね。

    本書のラストは「続編があるか」と思わせる感じだが、このラストに
    行く前の学生たちの後日談も興味深かった。

    いや~、電通関連緒の作品と本書を立て続けに読んだせいかも知れない
    が、なんか怖いわ。人の感情を煽る戦略って、今の政府は本当に考え
    そうだもの。

    「これは小説なんだ」って自分に言い聞かせないとね。でも…。

  • 広告代理店の入社試験で行われたゲームは、政府チームとレジスタンスチームに分かれての宣伝合戦だった。
    テンポもいいし、読みやすい。映像化されても楽しめる気がする。入社試験ということを忘れ、夢中で読んでしまった。社会実験に参加している気分になって面白い。でも試験後の展開はあまり好きではない。都合がよすぎたなという印象。

  • 読みやすく面白かった。ストーリー展開、スピード感がいいのでサクサク読める。
    面白い本だからこそ、気になる点が多くでてくる

    ・登場人物が立ち過ぎてマンガを文庫化したみたい
    ・スパイの仕掛けが甘い
    ・ゲーム終了後の流れがまとめに入っているが、どうせならもっと深掘りしてほしかった
    ・「もっと深掘りしてくれたら」は作品全体にあった
    ・ゲーム実施の背景が、作中の言葉を使って言うならリアリティーがない
    ・「学生が担うべき」「リアルが…」っていう文章が出てくると、作者が「自分たち世代万歳」って思っているんだろうなと感じておもしろくない
    ・作者がこの作品を書いた意図が読めない。「面白そうなネタ思い付いたから、書きました」でも良いのだけれど、これだけ社会性を持って書くなら、そういう込められたメッセージというものが読める小説になっていればよかった

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