プロパガンダゲーム (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520439

感想・レビュー・書評

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  • 広告会社の採用最終試験で、戦争賛成派と反対派に分かれて、
    バーチャルな政界の世論を動かせた方が勝ち、というゲームを小説にしたもの。
    設定がユニークなので、年末に読んでみました。

    もう少し人の心理を動かすテクニックをふんだんに使ってくれていたら面白かったのにとは思いますが、
    娯楽としてはそれなりに楽しめます。
    小説で読むより、ドラマなどの映像で読んだ方がマッチしそうな雰囲気です。

    ただ、戦争を扱ったテーマは読んでいて気持ちのいいものではあまりなかったです。
    まぁ、作者もその辺のことは分かった上で、このテーマを扱っているんだとは思いますが。
    この手のテーマが好きな人はどうぞって感じの本。

  • 設定が面白くてすらすら読むことができた。
    設定がよかっただけに、驚きが少なかったのは残念でした。

  • 反大手広告代理店、マスゴミを主張する小説。
    読みやすく面白いが、プロパガンダを否定しながら、この小説がプロパガンダになっている、という構成なのかもしれない。登場人物の魅力や内容は少ない。

著者プロフィール

福島県いわき市出身。1990年生まれ。東北大学文学部卒業。東日本大震災をきっかけに、学生時代からのNPO活動と並行して小説を書き始める。2016年、Kindleダイレクト・パブリッシングで個人出版した『プロパガンダゲーム』が大きな話題を呼び、2017年双葉社より書籍化。その他の著書に『ウィザードグラス』『宇宙船の落ちた町』など。

「2020年 『人財島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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