- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575520934
作品紹介・あらすじ
ルヴィエ国第三王子メリクルに仕える騎士であり、男装の麗人でもある伯爵令嬢コーラル。彼女が外交使節団として華烈という国を訪れたところ王子が問題を起こし、処刑されそうになるのを身を挺して守った。代わりに殺されそうになるが、ある男が待ったをかける。そこで彼女に科されたのは、後宮で働かされる刑罰「宮刑」だった。男にはある思惑があり、異国人であるコーラルを後宮へと連れてきたのだ。ただ、周囲はコーラルが男であると勘違いをしており――。
感想・レビュー・書評
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マシメサさんは金髪碧眼が好きなのかな。とりあえず珊瑚はとてもかわいい
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華烈(かれつ)という国に外交使節団で訪れた王子が問題を起した。
処刑されそうになったところを近衛騎士のコーラルは身を挺して守り、代わりに刑を受けることになる。コーラルの美貌に目をとめた礼部の長官、汪は異国人であるコーラルをある思惑を持って後宮で働かせることにする。
だが、華烈の面々は近衛騎士コーラルが伯爵令嬢の男装の麗人ということに気が付いていなかった。
仕える妃に意地悪をされても気付かなかったり、見張り役の男を振り回したり、コーラルの一生懸命な様子と天然さが楽しい。
あまり盛り上がらないままなのが、この人のお話の特徴かも。
登場人物が楽しくてついつい読んでる感じ。 -
別に隠す気は無いのに男装がばれないのが面白い。コーラルが素直で、行動が逐一可愛いです。
ただ一冊の中で特に起承転結も無くダラッと続巻になってるので、きちっとした纏まりとオチがあると良かったかなと思います。 -
拙い言葉と慣れない環境でガンバル設定が同作者の没落令嬢の異国結婚録と似ているが、それ以上に面白く気に入った。王子は取り戻しに来るかな?次が楽しみ~♬