我が心の底の光 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 116
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520972

作品紹介・あらすじ

母は死に、父は人を殺した――。五歳で伯父夫婦に引き取られた峰岸晄は、中華料理店を手伝いながら豊かさとは無縁の少年時代を過ごしていた。心に鍵をかけ、他者との接触を拒み続ける晄を待ち受けていたのは、学校での陰湿ないじめ。だが唯一、同級生の木下怜菜だけは救いの手を差し伸べようとする。数年後、社会に出た晄は、孤独の中で遂にある計画を実行へと移していく。生きることに強い執着を抱きながらも、普通の人生を捨てた晄。その真っ暗な心の底に差す一筋の光とは!? 衝撃のラストが心を抉る傑作長編。

感想・レビュー・書評

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  • 旅の時間つぶしにと本屋で購入。淡々と現代の犯罪を描いている点では平成史を語る作品として読める。解説を読んでなるほどと思わないでもないが、動機がこれでいいのか。どこに光があったのかと思わざるを得ない。

  • 貫井徳郎『我が心の底の光』双葉文庫。

    悲惨な幼少期を過ごした主人公・晄の復讐の物語。余りにもスムーズに進む復讐劇と呆気ない幕切れのギャップに評価は半減。

    前半の展開から、もっと深い重い作品かと思ったのだが…

    幼少期に両親を失い、伯父夫婦に引き取られた主人公の晄は学校での陰湿ないじめと伯父夫婦の冷たい仕打ちに耐えながら、孤独の中を生き抜いていく。数年後、社会に出た晄は復讐の計画を実行に移す。

  • ”胸の奥を打ち抜く驚愕のラスト!!”なんていう、

    この帯を見たら、読みたくなっちゃいますよね~。



    晄は、5歳の時に母の兄である伯父夫婦に引き取られた。

    晄の父は殺人犯で、母も死んだ。

    中華店を経営する伯父夫婦は晄に対してとても辛く当たった。

    遊ぶ暇もなく、店でこき使われ、学校では陰湿ないじめに遭い

    次第に心を閉ざしていく晄。



    そして、社会に出た晄は、孤独の中で生きていた。

    ある計画を実行するために・・・



    確かに、えっ?!という感じで、思い描いていたラストではなかった。

    晄にとっての、心の底の光が、切なくもあり、また怖くもあり・・・

    印象に残る一冊となった。

  • 読み始めたらなかなか止まらずにほぼ一気読み。
    これは面白かった。人物造形も良いのだが、ラストに向かって一気に加速する終盤の展開が楽しかった。

  • 十四歳から二十九歳までの晄の行動。十四歳までの出来事。最後まで心にあったのは、本当にささやかな小さな光。
    そんなに小さなものでも生きるよすがになるのか……。
    そんなささやかなものしか手元になかったのか……。
    もっと……別の生き方が………

  • 201805/

  • 微妙。。

  • 幼いころから孤独だった晄の復讐の物語。最後、復讐の理由を明かされたとき、悪い意味で衝撃だった。子どもの頃の悪い記憶が晄をこんな風にしてしまうのか。。

    颯太との出会いは人を信じるきっかけにはならなかったのか。。

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著者プロフィール

1968年東京都生まれ。93年『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞。他書に『天使の屍』『崩れる』『灰色の虹』『新月譚』『微笑む人』『ドミノ倒し』『私に似た人』『我が心の底の光』など多数。

「2018年 『女が死んでいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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