リップステイン (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.53
  • (0)
  • (10)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 86
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520996

作品紹介・あらすじ

ここ渋谷で“悪意”と戦っている――。行人が出会った制服姿の香砂はそう言った。彼女は世間を震撼させる連続事件現場に必ず現れることから、刑事に追われていた。
“悪意”とは何なのか? 香砂の目的は? 学生の行人と少女を追う刑事。二つの追跡行はやがて交錯し、衝撃の結末へと至る。青春ミステリー・サスペンスの傑作!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今までの長沢作品とは少し違う感じ。

    悪意のある者を狩る能力のある少女との出会いで、映像関係の専門学校に通うぼっち少年の夏制作が動きだす。

    青春本格?ミステリ?な話である。

  • 普通にミステリかと思って読み始めたら、やや別ジャンルの混じった内容でちょっと驚いた。こういうタイプを書くとは思っていなかったな〜。
    続きがあればまた読みたい。

  • 面白くて一気に読んでしまった!
    ちょっと宮部みゆきの「悲嘆の門」と思い出す感じだけど、それでも面白く止まらなかった。
    和砂のあっけらかんとした感じと、水瀬の腐ったような生ぬるい感じの対比が良く、最終的な犯人もそうきたか!と。
    水瀬が気持ち悪くて吐き気がしたけど、それもミスリードさせる要素だと思うと納得。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

新潟県生まれ。二〇一一年、『消失グラデーション』で第三十一回横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。同作は各種ミステリランキングにランクインするなど、高い評価を受ける。一三年、『夏服パースペクティヴ』で第十三回本格ミステリ大賞候補。テレビ番組制作に携わる傍ら小説を執筆している。その他に『ダークナンバー』『クラックアウト』など著書多数。

「2023年 『アンリバーシブル 警視庁監察特捜班 堂安誠人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長沢樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×