塀の中の美容室 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 203
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575521511

作品紹介・あらすじ

『ご』と入力すると『ゴメン』と出てきて……『ゴメン。今日も仕事でダメになった』の一文ができあがる――。激務が続く番組制作会社で働く芦原志穂。彼女は今日も恋人にデートのキャンセルを告げるメールを打っていた。最近では「次はいつ会えそう」というメールすら届かない。そんな中、志穂は上司からの命令で、刑務所の中の美容室を取材することになるのだが――。彼女たちは、なぜそこに髪を切りにいくのか。刑務所の中で営業を行う美容室を舞台にした、感動の連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 桜井美奈|note
    https://note.com/sakurai_mina

    女子刑務所の中の「美容室」その知られざる実情 | 漫画 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
    https://toyokeizai.net/articles/-/386847

    株式会社双葉社|塀の中の美容室|ISBN:978-4-575-52151-1
    https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-52151-1.html

  • 刑務所の中にも様々な人生があり、外の世界とのつながりはとても大切で…

    刑務所の中と外は別世界のように思うけれど、実際は紙一重で誰もが中の住人になる可能性を秘めている

    犯罪になる前に立ち止まれるのが一番だけれど、反省は認められるべきで、きちんと罪を償った人々が、きちんと社会復帰できる世の中だとよいなぁと考えさせられた

  • 面白かったな。コミカライズ版を先に読んでたのだけど、原作もとても良かった。綺麗事じゃ済まない話を綺麗にかついい意味でお涙頂戴に仕上げてあって見事に泣けた。マンガ版独自の味付けもわかって二重に楽しめた。どちらの作者も素晴らしい。

  • 〈女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある〉コミックで読んでいたのでイメージしやすく、心理描写など細かな部分を補うように活字を追った。
    そのため、人物像がくっきり浮かび上がってきた。
    第五章 女子中学生・藤村史佳の話が好き。

  • 髪、それは忘れえない過去、それは生きてきた記憶かもしれない、それも贖罪とも言うのか、それは願いの祈りかもしれない、未来への希望なのか。

    表紙の、髪を切る顔にあるのは、笑顔なのか別な想いか。六章の6人と屏の向こう側の美容師と刑務官の8人の物語が人生の優しさを描き出す。

    誰にでも訪れるかもしれない悲劇、そして贖罪の日々、それを支える生き様とやり直せる希望の物語でした。

    重いテーマを感じさせないリズムが、サラサラと読ませます。
    「生きていく」事を考えながらの読了です。

  • 友達に借りて。
    刑務所の中の美容室という設定が興味深いから、もっと美容師さんの受刑者としての心の揺れとかが書かれていると良かったな。美容師さんの罪が最後に解明されるのは良いけど、そこに行き着くまでに、これまたお客さんとのやり取りの中からじわじわ伝わる感じだともっと引き込まれたかも。

  • 刑務所の中の美容室が舞台なんだけど、そこに行くお客さんが中心の話になっているため、あまり刑務所という感じはしない。
    その分軽くて読みやすいけど、設定が特異な分そこをもうちょっと活かしてあるともっと面白くなったのかなと思います。
    出てくる受刑者も一人にだけクローズアップしてあって、他の人がほぼ出てこないのも残念。

  • 連作短編6編
    刑務所にも一般の人の行ける美容室があるのを初めて知った.

  • 途中まで読んだけど、特に塀の中である必要は無かった。てか髪切ってスッキリしました。って感じでしかない。1話?とか特にそう。仕事に追われて彼氏と別れそうって導入から気になったけど、特に何もなく別れる。少しは会話があるけどほとんど1人の中の考えで終わる。なんかなぁ。

  • 淡々と出来事を追っていく中で、じんわりほっこりくるものがありました。
    静かな物語です。心穏やかになる内容で、最後はホッとしました。

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著者プロフィール

2013年、第19回電撃小説大賞で大賞を受賞した『きじかくしの庭』でデビュー。主な作品に『落第教師 和久井祥子の卒業試験』『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』『塀の中の美容室』『居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校』などがある。

「2021年 『幻想列車 上野駅18番線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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