京都寺町三条のホームズ(12)-祗園探偵の事件手帖 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522433

作品紹介・あらすじ

夏休みも終わった9月。清貴は、最後の修業先である「小松勝也探偵事務所」で働き始めた。相棒は、なんと永遠のライバル、円生。最初の依頼は「私を殺した人物を知りたいんです」という奇妙なものだった。同じ頃、祇園では、舞妓へのストーカーと祗園の幽霊騒動が起きていた――小松と円生、清貴の、なんだか危うい3人組が、事件解決のために、京都の街をところ狭しと駆け回る! 大人気シリーズ、最新作。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、ホームズさんの修行先が小松さんの探偵事務所で、場所も祇園ということもあり、いつもより読みやすかった印象も。
    ホームズさんと葵の二人のラブラブぶりも健在で。
    円生の性格がひねくれてるけど、内心は徐々に丸くなってきている?とはじめの頃と比べて別キャラのようでした。

  • 少しずつみんなの関係性も変わっていって、
    より柔らかくあたたかい雰囲気に感じる。

  • 今回はホームズの探偵事務所での活躍を描く。弟子になった(?)円生とのやり取りが面白いわ。小松さん、大変だね

  • 清貴と円生のコンビが良いなぁ。探偵事務所で働いているので事件物っぽいテイストになってて、恋愛パートは少ないのですが、二人のやり取りが新鮮で楽しめました。
    円生が丸くなっていて可愛い。
    葵ちゃんのことを無理やり奪おうとはしてなくて、彼女の気持ちを第一にしちゃってる所もホームズさんにそっくりで笑える。

  • 今回はそこそこ伏線がはりまくってあった。ここ数作はどちらかというと、恋愛模様に力点が置かれていた気がしたんだけども、今回はそこのところはほぼなく、ライバルの円生との関係が描かれている。

    かなり変わってきましたなぁ、円生。

    本当に探偵社に入った彼らの八面六臂の活躍は、人の繋がりがチョー重要な祇園ならではの事件だったし、人の繋がりの中から自分たち(というか、円生自身)の立ち位置を俯瞰させるというようなねらいもあったのかなぁと思わなくはない。

    次は葵が探偵役、好江さんがワトソンかなぁ?

  • 清貴と円生の探偵コンビは、凸凹だが中々
    相性が良く漫才コンビの様にツッコミとボケ
    の様で面白い。小松探偵は間に入って
    なんや感やと賑やかに事件を解決して行く。
    清貴の葵ボケは羨ましい位!

  • ホームズさんと円生の間に挟まれた小松さんがとにかく気の毒…でも面白かった(笑)そんな2人を鶴の一声で黙らせる葵最強説再び(笑)

  • 本当に祇園の探偵になってしまった清貴でした。円生がどんどん可愛くなっていき、とても微笑ましいです。
    次巻も楽しみです。

  • 円生と一緒に小松さんのところで修行する清貴くんの回。

  • 糖分少なめ。
    最近は清貴と円生のからみが多いなぁ。巻き込まれた小松探偵お気の毒(笑)
    謎も小粒だったし、お話としては小ネタ。次巻が海外編、大作?みたいなので、期待。

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著者プロフィール

北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞を受賞し、デビュー。2016年「京都寺町三条のホームズ」で第4回京都本大賞を受賞。「京都寺町三条のホームズ」「京洛の森のアリス」「わが家は祇園の拝み屋さん」「満月珈琲店の星詠み」「京都船岡山アストロロジー」シリーズなど著書多数。

「2023年 『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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