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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575522716
作品紹介・あらすじ
「アラカン男の鼻息とアラサー女のため息」。男(秀一郎)/喫茶店で見かけたいい女(乃絵)に勇気を出して話しかけ、調子にのって自分が社長をやっている某食品メーカーの子会社(食品メーカーの備品を扱う業務)に社員として雇って、愛人を囲ったつもりで得意げになり、社員たちから密かにばかにされている。女(乃絵)/生活苦から喫茶店で声をかけられた秀一郎に誘われるまま、その会社で働き出すも、聞いていたのとは違うショボい会社。男の「自分の女」感がうざい。デザイナーの夢を復活させ、しばらく放棄していた服作りをまた始める。2006年に単行本刊行された〝知られざる傑作”を満を持して文庫化!
感想・レビュー・書評
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デザイナーの夢を諦めかけている20代の女性と、定年間近のサラリーマンをそれぞれの視点から描いた物語。
2人が出会い近づいていくのだが、心を通わすことはほとんどない。だから何を描きたかったのが伝わってこなかった。
若い女性はとことんかわいそうで、おじさんはとことん救いようのない勘違い男だった。こんな人間になりたくないと反面教師にするしかなさそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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