ときどき旅に出るカフェ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 315
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522808

作品紹介・あらすじ

氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい"連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 心地よい場所って誰にも必要だと思うのだけど、なかなか見つからないもんてますよね。
    うちの近くにも、こんなカフェができないかなぁ。

  • お家で作る、ちょっと凝った外国のお菓子、みたいな本だった。美味しかった。

    タルトタタンの夢からこの方の本を読みはじめて、新刊が出たので読んだ。

    ちょこっとした推理とまでいかない推理と、冒険のような大きいことなんて起きない話で、カフェで出てくる食べ物やお菓子が、外国のあまり聞かない名前のもの。
    名前が聞き慣れないから、外で見つけても、あ、これ読んだやつ、とはなれないかも。でも、食べたいなと思う。

  • 読んでいて面白い!とはあまり感じなかったけど、登場する世界の様々な食べ物や飲み物はほとんど知らなかったので、そこは興味深かった。
    1話が短めで日常系なので通勤で少しずつ読むにはちょうど良かったと思う。
    でも、なんか、物語自体はいまひとつ物足りない感じがある、何が足りないのかな


    しかしなんと言ってもカフェ・ルーズ
    いいな〜行きたい

    行きつけの落ち着けるカフェって昔からめちゃくちゃ憧れる。大人になったら〜とか思ってたけど、オシャレなカフェってなかなか敷居が高かったりして、困ったらとりあえずドトール入店…

    来年はカフェ巡りとか挑戦してみようかな



    主人公はアラフォーの独身女性なのに所々で共感出来てしまう寂しい20代の私…ミステリー

  • いろんな国の珍しいカフェのメニューが、とても気になった。「私も旅に出てみたい」と思いを馳せる。
    ウラジオストクやハバロフスクが、意外と近い事に驚いた。旅行に行こうと考えた事なかった場所。行ってみたい!こんなコンセプトで、美味しくて、使い勝手の良いカフェが近くにあったらいいな。

    主人公は第三者目線で書かれているので、あまり感情移入し過ぎずさらりと読める感じがした。店員と常連という距離感も感じる。後半、円の話は読み応えがあった。

    特に食べてみたいと思ったのは、苺のスープ、ツップクーヘン、ドボシュトルタ、セラドゥーラ

  • 話の中のカフェメニューが出てくるたび、どんな料理か検索してました。
    題名そのまま、ときどき旅に出るカフェのような本です。

  • 文庫新刊だ~と購入。読みやすいというか、入って行きやすいな~とするするっと読んでしまいました。

    肉親で骨肉の争いは…厳しいだろうなぁ。
    何もしていない人の方が後から偉そうに、その時何も出来なかったのか、何か出来る事はあったんじゃないかって責めるのはお門違いなんだけれどもアリガチでもある。なんだろう。罪悪感を擦り付けてるのかなぁ?
    犯罪になりそうな、一歩前で踏みとどまっているようなそんなお話が多かった気がします。
    今の現状に満足しているけれども、時々ふっと今のままで良いのかなぁという不安を感じるとか。そういうときに行き付けのお店なり、人恋しい時に会って話せる相手が居るというのは幸せな事だろうななんて思いました。

  • 心が疲れてる時におすすめ。円の料理を想像して、旅に出られた。最終話は意外だった。

  • 女性らしい繊細な描写の短編集なんだけど、そういう視点だったのか。

  • ほっこりする話が読みたかったのだけど、日々の小さな謎的な話が、結婚詐欺やら浮気や不倫や元ハラスメント上司とか、いちいちイライラするテーマで読む気が失せました。旅するカフェっていうコンセプトは良かったのになぁ…

  • たまたま立ち寄った本屋で目を引かれて購入。
    そのまま某コーヒーチェーン店で読んだけれど大正解!
    カフェが舞台ということで、人の話し声をBGMにして、
    話に入り込むことができた。

    日常の何気ない謎とカフェの短編集で
    読んだあと、優しい気持ちになれる本。

    近藤さんのモップの精のシリーズも大好きだったけれど、
    是非この本もシリーズ化してほしい!

    私の住んでいるそばにもカフェ・ルーズがあればなぁ。

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著者プロフィール

近藤 史恵(こんどう ふみえ)
1969年大阪生まれの推理作家、小説家。
大阪芸術大学文芸学科卒業後、1993年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。
2008年、『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞受賞、2008年度本屋大賞部門惜しくも2位、第61回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作になる。これがシリーズ化もされた代表作となった。ほかの代表作に、ドラマ化された『天使はモップを持って』シリーズ。
2006年から、母校の大阪芸術大学文芸学科客員准教授に就任している。

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