- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575523133
作品紹介・あらすじ
資格を持たない「なんちゃって司書」として直原高校の図書室で働く詩織。サンタクロースは実在するのか? 村上春樹とスヌーピーの関係は? などなど、今日も難問珍問が生徒たちから持ちこまれる。はたして、怠け者のキリギリスは2年目の春を迎えることができるのか!? 恋の気配と共に綴られる、ハートフルブックストーリー第2弾。
感想・レビュー・書評
-
図書館で働く詩織の奮闘を描くシリーズものだと、後で知りました。
図書館の本で調べ物をして、深掘りしていくのは、パズルを緻密に組み合わせるかのよう。
いつも利用している図書館の司書さんもこうした知識を持ちながらこなしているのか?と思ったりもしました。
調べ物のためにではなく、本を見つけたい時に相談するだけではもったいないのかもしれないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ググれば大抵のことはわかってしまう世の中ですが、わからないことについて図書館で文献にあたって調べる。そんな楽しさを改めて教えてくれるお話。意外なところに謎は転がってるし、意外なところに答えは潜んでる。その答えに行きつくまでの過程が楽しい。続いてほしいシリーズです。
-
高校の図書室で働く詩織
司書の資格はなく事務職採用で年度毎の更新、不安定
仕事への手応えも感じ司書資格取得にがんばる
きっかけを活かして人も本も思いも繋げていく
まず本を通してってのがステキ -
図書室のキリギリスの続編。
なんちゃって司書(資格のない学校司書)の主人公が仕事にやりがいを感じた前作から、よりもっとこの仕事を充実させたいと司書資格を目指すようになったりとすごく成長が見られる。
-
図書館司書に憧れがあり読んでみました。
学生の時は全くと言っていいほど図書室に行った覚えがないのですが、ここ数年で足繁く近所の市立図書館に通うようになっています。こんな楽しい図書室だったら学生の頃行ってみたかったなと思いました。
図書館の色々なサービスや司書資格取得についても触れており参考になりました。 -
こちらは、シリーズ第二弾。
高校の司書として働く詩織も、一年が経とうとしていた。
3年生だった楓ちゃんや瀬井くんも無事大学に合格して卒業。
1年生だった大隈くん、小枝ちゃんは2年生に。
学校では図書室ノートなる企画を始めたり、詩織自身は司書の資格を取るべく、一歩動き出す。
そして、なんと言っても図書館司書の山村さんとの出会いが大きい。
丸メガネ男子でちょっとトボけてるけど優秀な司書の先輩として、詩織たちの「ブックミステリー」を解くべくサポートしていく。
良いなぁ、山村さん。
しかし、前作でも述べたけど、この超能力いるかなぁ…?と思う。
こんな能力なくても、本を愛するまっすぐな気持ち一本で勝負すれば良かったのになぁ…と個人的にはやはり感じた。
勝手にキャスティング
詩織→波瑠ちゃん
山村さん→松坂桃李くん
桃李くんは、「蜜蜂と遠雷」の明石さんのイメージです。
-
『図書室のバシラドール』が気に入ったので、同シリーズの別の本を借りてみる。
図書館の仕事ってやりがいありそう。謎解きもできたらなおさら。 -
シリーズの第二段ですね。
図書室は調べる場所なんですね。
改めて認識しました。
残念ながら自分には図書室で調べたい事はないですね。