- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575524420
作品紹介・あらすじ
皇帝夫婦が再び行方不明に!?
相国東部で山岳部に住む部族が武装蜂起を起こしたという一報が、皇帝夫婦身替わり中の翔央と蓮珠の元に届く。しかも、部族に囚われた民の中に、学者の振りをして当地を視察していた本物の夫婦と思われる二人が含まれているという。法外な身代金要求とともに朝廷に届いた人質の私物は、たしかに皇帝・叡明の私物だった。内心の動揺を隠しながら叡明夫婦の救出案を探る蓮珠たちだが、そんななか玉座を簒奪しようとして追放された長兄・英芳が戻ってくる。大人気中華後宮ファンタジー、運命が残酷な牙をむく衝撃の第七巻。
感想・レビュー・書評
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相国東部で武装蜂起が起き、その中で部族に囚われた民の中に、本物の皇帝夫婦と思われる2人も含まれているという報が身代わり皇帝夫婦・翔央と蓮珠の元に届く。法外な身代金要求が届いて対応にあたる中、玉座を簒奪しようとして追放された英芳が戻ってくる。皇帝兄弟たちの繋がりのね....切なさ苦しさね。もうちょっといい結末になれなかったのかなというのは思っちゃうけれど、それでもそれぞれが過去もこれからも受け止めて考えて前を向く、ということに期待もしたい。今回は、三ない蓮珠として奮闘する蓮珠が見られ、翔央の方が迷い葛藤してる感じ。
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#読了 大事件勃発のうえお忍び姿の皇帝と皇后が、そうとは知らずに人質にされる。翔央が身代わり皇帝のままこの難局をどう乗り越えるのかじりじりした。叡明以外の兄弟もかなりかかわってきたけれど、悲しい結末になってしまったのは残念。
翔央と蓮珠の運命もこの巻でまた大きく変化し、かなり大きく局面が動いた巻だった。 -
皇帝が人質にというこの事件,最後に一気に解決するが,こんな結果になるなんて.
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4.5と一気読み。叡明が肝心な時に毎回毎回いつもいなくて、役に立たないのでイラッとする。
ドタバタしている中でも翔央がまっすぐ連珠を思っていて凄いなと思います。
結局翠玉の問題には全然触れられてなくて肩透かし気味。 -
中華風後宮物少女小説でいえばテンプレ的な題材なのかもしれないが、登場人物達の描き方が魅力的であり、作者の巧みな筆力にぐんぐんと引き込まれて一気に読破してしまった。途中何度も涙腺が緩みそうになって驚くと同時に切なくも感動した。
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2022/02/26 読了。
図書館から。
偽物が本物に。
叔父上との確執が次からの話ですかね。 -
登場人物紹介に2番目の兄上英芳が出てる時点できな臭さプンプン…前の巻で叡明が冬来ごと人質になっているのはわかっていたので、うっかり後半から読んでしまって、最後の急展開と蓮珠らしさと叡明らしさを楽しみに読みました。
冬来様が人質中だから蓮珠はずーっと身代わり皇后かなと思っていたのに、しれっと官吏に戻ってて、おまけにいろいろ掴み取ってて、さすが蓮珠。遠慮しないも含めて、官吏の蓮珠を読めてよかった。
余氏さまもついに物語から退場。いや呉氏様は帰ってきたから…とは思うけれど、帰って来れそうなフラグないもんなぁ…
時々出てくる双子のお母上のお話しの真相、まだ全く迫らせてくれていないので、このお話し長く読めそうで嬉しい。
お父上も今回はチラリと。お父上も謎が多すぎる。きっとお母上の真相と一緒にもう少し読めるのかなと期待しています。 -
荒唐無稽と言えばその通りなんだけど、なめてかかって読むと追い切れないくらい込み入った陰謀が進行中。集中して読まないと訳分かんなくなるよ。
陶蓮珠さん、最後は常時身代わり皇后の立場になっちゃったのかな、これは。
・・・今回は翠玉の秘密に進展なし。このシリーズ、まだまだ続く感じですね。