徳川埋蔵金はここにある 歴史はバーで作られる2 (双葉文庫)

  • 双葉社 (2024年11月13日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784575528084

作品紹介・あらすじ

気鋭の歴史学者とその弟子の学生が立ち寄った場末のバーには、美人バーテンダーと歴史学者を自称する常連客の老人がいた。なんてことはない会話から歴史推理合戦がはじまり……。今回も徳川埋蔵金の在りかから天草四郎の正体、応仁の乱の真実など「歴史の常識」を覆す新説・奇説が披露される。そして、美人店主と常連の老人の怪しい関係にも意外な結末が!? 好評を博した連作歴史ミステリー小説、待望の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 前作よりも、もしかしてと思わされる内容もあった。何も考えずに時間潰し的に読めるのはよい。
    最後は不穏な感じで終わったところがミステリ風だった。

  • 本書の139P「それなのに結婚なんて……。
    堀北真希の結婚に匹敵するショックだろう」
    この一文を書きたいが為の作品です
    応仁の乱を一言でいえるミサキさん、身長
    160センチほど、顔の輪郭は卵型で、目
    が大きく鼻筋が通り唇は形がよく、それら
    のパーツがバランスよく収まっている・・・
    アテ書きにも程がある、TVドラマ霧の旗、
    桐子のイメージだと思う

  • 1を読む前に「竜とドラゴン」だけ読んでしまった。続きは1読了後、本書第2話の「応仁の乱」から。「天草四郎」までの3話は、そういうのもあり得るかな~という感じ。「徳川埋蔵金」はわざと都内に埋められているなんて結論にしたのか? 例え小説でも真相(誰も知らないが)に迫ると其処に迷惑がかかる? もう一つの伏線である27歳の女性バーテンダーと78歳の資産家との関係が最終話で明らかになるが、それは資産家のフグ中毒死で幕を下ろす、何だか中途半端で残念な結末。

  • 2024/11/24読了

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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