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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784575528244
作品紹介・あらすじ
スリム女性が好みな30代童貞・土肥恵太は、ダイエット界では「神」と崇められる伯母が営むダイエット教室のバイトを始める。任せられたのは、途中で教室を退会したリバウンドしているに違いない生徒たちを再入会させること。かつての同僚、小百合と一緒にさまざまな理由で痩せられない・痩せたいと願う女性達と向き合うことに……。私たちが痩せたいのは誰のため? 異色男女コンビがギルティーフードとともにおくる、新感覚ダイエット小説。
※本書は2019年に刊行された『ダイエットの神様』を改題、加筆修正したものです。
感想・レビュー・書評
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土肥恵太は、新卒で入った会社を上司からセクハラを受けて辞め、派遣会社ではおばさんのストーカーにメンタルをやられて辞め、今は叔母が営むダイエット教室のバイトをしている。
任せられた業務は、途中で退会した人たちを再入会させることである。
そのリストの中に、元同僚でストーカーおばさんの小百合がいて…。
いつのまにか、小百合もダイエット教室の仕事をするようになる。
ストレートなタイトルから太ってる人が華やかに変身するのが見えるのかと想像しそうだが、外見じゃなく内面のことである。
痩せることは綺麗になること、そして幸せになるというのが正解なのかを提示している。
けっして暗くならないのは、三十過ぎて童貞で意気地なしでキモいと言われている土肥とのやりとりに笑えるのである。
小百合の言葉のチョイスが凄すぎて怒涛のユーモアに何度も笑ってしまうのだ。
人の弱さや醜さも笑いがあることで救われる。
何より気の弱い土肥恵太が、けっしてその人を否定しないことや最後まで黙って話を聞いていることで、女性は自分の意志で次に進めるのではないのかと感じた。
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デブ、ブス、クソという単語がけっこう出てくるので途中『もういいよ〜』って思ったけど、それを上回る痛快なツッコミとストーリーがおもしろかった。
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面白すぎた!
わたしも体型がかなりコンプレックスだから手に取ってみた。
思ってたより遥かに面白くて良い作品だった。
辛口なんだけどテンポよく読めて、生きる勇気をもらえる本。 -
ダイエット教室で途中退会した元生徒に再入会させるために会うことに・・・
痩せたいと願う女性達が向き合っていることとは・・・
ダイエットに対する女性の気持ちや世間の考えが知れます。
そして。小百合と恵太のやりとりも毒すぎて面白みのある小説です。
ダイエットって綺麗になるためや健康のためなど、本来は自分のためなのに結果的には他人のためにやっていることが多い。
自分の体は食べたものでできている。
それを他人に決めてもらったり、自分の好きなものを我慢したり、それを言い訳にせずに自分の軸を大切に生きていきたいと思いました。
少し、ダイエットに対する考え方が変わりました。
まさに体脂肪率ではなく心脂肪率を確認するためにはいい小説です。 -
ダイエット中の自分としては気になった題名。とにかく小百合とのやり取りがバカバカしくて楽しいのが中心。
外見。確かに大事だ。でも他人にどう見られるかを一番に考え過ぎると訳が分からなくなる。この話を読んでいるととにかく好きな物を食べたくなった。
どれだけ食べて、どれだけ太ろうとその人の選択。他人が上から言うことじゃない。
ただ太り過ぎて病気になった自分にはもう出来ないと思った。脂っこいのももうそんなに食べれない。添加物とかも気になってしまう。
そんなんを気にせず食べたいものを好きなだけ食べれるってのは幸せなのかもしれない。
その人次第だね。 -
初めましての南綾子さん。
随所に出てくるツッコミがとにかく面白すぎる!!
タイトルだけを見ると、そのまんま
「痩せて可愛くなって、バラ色の人生迎えました〜!」的な話かと思いきや、なんてことはない。
土肥くんや小百合さんと出会うにつれて、ありのままの自分を受け入れること、他人のために痩せることの意味等々、まさにダイエット真っ最中の私にとってはグサグサ刺さる内容でした。
南綾子さんの言葉選びが好きすぎて、何回Kindleでハイライトしたことか。
1番好きな表現は、
「谷村新司が昴を歌う時の表情」=感動した表現らしい
いつ使えるか分からないけど、
飲み会の場など、いつか噛まずに言ってみたいと思う。
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タイトルと装丁が気になって購入しました!
本を読みながら笑ったのっていつぶり?!と
思えるようなとても面白い作品でした!
ダイエットをするきっかけは人それぞれで、
その中でも挫折したり、成功したり、葛藤したりと
様々な悩みが浮き彫りになって
とても読み応えがありました!
登場する人物たちを応援したくなる作品。
ダイエット食が主に出てくるのかなと思いきや、
それ以上に美味しそうな食べ物たちが
たくさん登場し、読みながら胃もたれを
起こしそうになりました。笑
ダイエットはいつからやっても遅くない!
そう思わせてくれる1冊でした! -
登場人物全員、口が悪く、ありとあらゆる罵倒言葉がでてくるので、それを受け止められない人はウッとなるかも
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会社で受けたセクハラにより会社を退職し、無職となった「俺」である土肥恵太がダイエット教室の勧誘のため、元同僚である小百合と共に、今まで入会したものの挫折したりリバウンドして退会した女性たちに会いにいくことになる 勢いのあるキレのいい小百合の言葉と個性が強い各章のターゲットたちのキャラクターが一気に読ませる 全体的に流れる自己肯定を促す流れとクソみたいな男たちを一蹴していく様子は読んでいて爽快感がある ただモヤモヤとするのは退職まで追い込んだ主人公へのセクハラや常時行われる罵詈雑言に含まれているセクハラがどうにも軽い扱いなことだ 男から女に行うことに対して、女から男に行うことには随分と鈍感な印象がある
最後の章は小百合目線となるが、母の遺したものの怖さと言ったらない ふとイグアナの娘を思い出した -
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ダイエット本だと思ってたら騙された!
登場人物たちに品性というものは感じられなかったし、著者は世の中こんなやつらしかいないと思っているのか?と思ったがこれが面白いと思った私も同じなのかもしれない笑
みんな、だれかを気にして生きなくて、いいんだ、
と思った。
解説の寺地先生は、文庫になったからいろんな人にすすめやすくなった!と書いていたけどどんな人にすすめればいいのだろう? -
口が悪い以前に人として魅力的に感じない人しか出てこないから読み進めていくうちにまだこれしかページ進んでないのか…と思ってしまった。
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この本を読んで痩せようとは、思わなかったけど、
解説で、心の脂肪について、寺地さんが書いてあり、わたしも心も体の脂肪とりたいと思った。
だけど、思っただけで行動に移すことはできないと思う。 -
美しいという価値基準も、他の誰かに影響されている。自分の価値基準が何によって形成されたのか、本心でそう思っているのか、考える必要がある。
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●口が悪いし悪口ばっかりだけど思ってることを代弁してくれてるような痛快さもあって嫌な感じはしなかった。
●太ってるのがダメとも思わないし誰かのためにやりたくもないダイエットをする必要はないけど、食欲抑えられなくてブクブク太ってる人はやっぱり醜いとも思ってしまうし、自分の中ではなんだか消化不良な話だった。 -
登場人物に品がなくて、終始つらかった。
この作品においては、太っている人間は何もかも上手くいってなくて、痩せている美人は性格が悪いのに成功していたりイケてるパートナーをゲットしていて、そのイケてるパートナーは必ずいけすかない遊び人。ちょっと偏りすぎだろう。
「他人の評価でなく自分のことは自分で決める」といったメッセージが込められているようだけど、共感できたり好きになれるキャラクターがいなかったので、応援する気の起きない作品だった。 -
ステレオタイプの嫌な女たちが出てきて女同士の競い合いを見せられるわ、ネットに転がってるような露骨で下品な強い侮辱ワードが頻出するわで、わりと前半でもう胃もたれ疲労困憊
せめて侮辱するにもセンスとか愛を見せてくれよ
20年ぐらい前のテレビドラマ観てるみたい
センスあるのはタイトルだけだった
最後まで登場人物の誰ひとり好きになれず読み終わっちゃった
寺地はるなさんの解説読んでちょっと消化できた -
ダイエットの神様の文庫版だった(知らずに読んだ)
大体の内容覚えてたけど、改めて読むとダイエットってなんだろ〜って考えさせられる。 -
おもしろかったけど、心もデブな女性ばかり出てきてウンザリしてしまって途中離脱
南綾子の作品
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