寒雷ノ坂 居眠り磐音江戸双紙2 (双葉文庫さ-19-02)

  • 双葉社 (2002年7月9日発売)
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本 ・本 (365ページ) / ISBN・EAN: 9784575661309

感想・レビュー・書評

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  • 20131117 まだシリーズの形が定まっていない頃の話。読み返してみるとその場の繋がりで流れは決まってくるのだと分かる。最新巻と比較すると荒いけど面白い。

  • 貧乏浪人の磐音。

    相変わらず金にもならぬ町人の人助けを今日も行う。

    内藤新宿の抗争、矢場荒らし、妾、乱暴旗本、ヤクザと来て、短編が続くと思いきや豊後関前藩の政争に巻き込まれていく。

    入来まできっちり討ち果たして、上野伊織の仇討ち成功

  • 日々の出来事はややパターン化しているが
    国元の動向は少しづつ動いている。

    関わった人々がその後に出てくるのは何とも楽しい。

    伊織には生きていて欲しかったなぁ

  • 2022#9

  • やっと「起」始まった感
    藩との戦いと磐音の日常の緩急が楽しい

  • 恐ろしいほどの剣の腕前にも関わらずのんびり貧乏暮らしをしていて、身分によらず誰にでも丁寧な磐音の行き方は面白いが、その割に血生臭いシーンが多過ぎる気がする。
    それだけ周りに悪人が多いとい設定ですが、もう少し知恵と人情で解決するような展開を望みます。
    まだ今のところ大ヒットするだけの魅力が感じられないかな。

  • 再読

    今津屋のおこんさんに、はや尻に敷かれてるぽいところが面白い。
    懐に金子が少なくて今日の飯に事欠いても、泰然自若とした磐音だからこそ、運も風雲も向いてくるというもの。

    剣気に人情が乗り、靭さを増してきた作品

  • 江戸深川六間堀、金兵衛長屋で浪々の日々を送る坂崎磐音。直心影流の達人だが、相も変わらぬ貧乏暮らし。仕事の口を求めて奔走する磐音に、暇乞いをした豊後関前藩との予期せぬ関わりが生じて……。些事にこだわらず、春風駘蕩の如き好漢・磐音が江戸を覆う暗雲を斬り払う、著者渾身の痛快時代小説第二弾。

  • 江戸深川六間堀、金兵衛長屋で浪々の日々を送る坂崎磐音。直心影流の達人だが、相も変わらぬ貧乏暮らし。仕事の口を求めて奔走する磐音に、暇乞いした豊後関前藩との予期せぬ関わりが生じて…。些事にこだわらず、春風駘蕩の如き好漢・磐音が江戸を覆う暗雲を斬り払う、著者渾身の痛快時代小説第二弾。

  • 2020.01.30読了

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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