花芒ノ海 ─ 居眠り磐音江戸双紙 3 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-3 居眠り磐音江戸双紙)

著者 :
  • 双葉社
3.76
  • (44)
  • (86)
  • (87)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 728
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575661347

作品紹介・あらすじ

安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生計に迫われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた国許、豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞。やがて亡き友の想いを胸に巨悪との対決の時が…。春風の如き磐音が闇を切り裂く、著者渾身の痛快時代小説第三弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 巻末、磐音の「静まれ、上意である!」
    たまりません。

  • 人生を完全に変えてしまった陰謀に決着を付けるために国元へ戻り、大暴れする磐音。
    これでまた平穏な江戸での暮らしに戻るのか、いやまだ奈緒さんを救ってないから、関前藩との関係はまだ続くのか。

  • 深川から関前に戻り父の疑惑と友の無念をはらした磐音
    剣は益々重味を伴い、許嫁奈緒を追う旅に出る

    江戸双紙の江戸とはしばらくお別れ

    旅で布石を打ってゆくのだが、江戸の喧騒の中で過ごす磐音さんを早くまた見たい

  • 安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生計に追われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた故郷、豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞……。春風の如き磐音が闇を切り裂く、著者渾身の痛快時代小説第3弾!

  • 安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生計に迫われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた国許、豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞。やがて亡き友の想いを胸に巨悪との対決の時が…。春風の如き磐音が闇を切り裂く、著者渾身の痛快時代小説第三弾。

  • 凄腕の剣術の使い手でありながら、穏やかで少々抜けたところもある浪人・磐音の物語、3作目にあたる。

    前作で、磐音が藩を出奔するきっかけとなった事件には裏があったことが判明した。本作ではその事件に決着をつけるため、磐音は再び、故郷へと舞い戻る。

    物語は小気味よく進み、クライマックスは映像映えするような大立ち回り。磐音がスーパーマン過ぎるのは前二作と変わらずだけれど、安定のエンターテイメントとして楽しめる。

    このシリーズ、51作品も続いていると知っていて読み始めたので、まさか藩の騒動が三作目にして急展開をみせるとは驚き。
    このあと、どのような顛末を辿って何十作も続いて行くんだろうか。

  • 2020.01.12読了

  • 正睦救われ、次は奈緒?

  • なぜ友人と闘うことになってしまったのか、その理由と裏に隠された藩の内情が明かされました。
    磐音の帰国とわずかな差で身売りをしてしまった許嫁の手紙が切ないです。

  • 最終巻で

全54件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×