子盗ろ: はぐれ長屋の用心棒〔4〕 (双葉文庫 と 12-6)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575662122

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    はぐれ長屋の四つになる男の子の姿が忽然と消えた。同じ頃、江戸の町でも幼い子供達がいなくなる事件が相次いで起きていた。神隠しか、かどわかしか!?華町源九郎、菅井紋太夫らが子供達を救うべく奔走するが、彼らの前に立ちはだかる謎の刺客…。鏡新明智流と田宮流居合の剣がさえわたる好評シリーズ第四弾。

    令和3年1月17日~19日

  • 長屋の前で遊んでいたはずの4歳の房七の姿が見えなくなった。最後に見かけたのは、シャボン玉売りの跡をつけて歩く様子。

    そんな事件の前に女の子が居なくなった事件があった。

    次々と子供がいなくなる。

    長屋の新参者は絵描きだという。
    似顔絵を描いてもらおうとその砂絵描き、三太郎に房七と、そのシャボン玉売りの似顔絵を描いてもらう。

    居合の大道芸をしながら菅井が、その似顔絵を観客に見てもらうと、その帰り、いきなり命を狙われる。

    大きな事件だと察して、またはぐれ長屋のオールスターが動く。

  • シリーズ第四弾。江戸の町でも幼い子供達がいなくなる事件が相次いで起きていた。孫六のところに浅草諏訪町に住む岡っ引きの栄造が訪ねてきて六年前の神隠しの事件の話を聞きに来た。数日後、長屋に住むおとよの息子四つの房七がいなくなった。神隠しか、かどわかしか……。華町源九郎、菅井紋太夫らに新たに砂絵描きの三太郎が仲間入りし、似顔絵描きの才能を生かし子供達を救うべく奔走するが、彼らの前に立ちはだかる手練れの連中に襲われ怪我を負う。展開の読めない構成で面白く読めた。

  • 人攫い、どうしようもない武家、定番の展開

    2013/07/21図書館から借用;07/30から読み始め、読了

  • シリーズ4作目
    長屋のチームワークのよさを見せ付ける一作
    初期の熱い感じが窺えて良いです

  • 力を合わせて人助け

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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