梅雨ノ蝶 ─ 居眠り磐音江戸双紙 19 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-19 居眠り磐音江戸双紙)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575662542

作品紹介・あらすじ

青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、いつもの通り。
    磐音にケガをさせたのは、少し変化をつけたかったのか。でも、最後はケガさせられた相手を倒した。城中に磐音をよく思ってない人がいるという一言が、今後の伏線なのだろう

  • 2023年1月14日
    道場を増改築する。
    初めて磐音が怪我をする。
    卑怯な辻斬り

  • 新生 佐々木道場の改築祝いは、普請を支えた人も参列者も試合の参列者も見事なものでした。
    しかも磐音とおこんさんが後継ぎになる予定になるとは驚きですが、佐々木先生が言う通り磐音の多様な交流は江戸一番の道場主にふさわしいと思いました。
    怪我をした磐音を見舞う人の多様さと心から心配する様子にもこの事が現れています。
    悩む磐音に佐々木先生が話した武道家の心得が素晴らしかった。

  • 青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。

  • 春風駘蕩とした姿に「居眠り剣法」と呼ばれる剣豪・浪人磐音の物語、19作目にあたる。

    普請中だった佐々木道場も新たに生まれ変わり、磐音とおこんの先行きも見え始める。

    すべてが順風満帆のようでいて、不穏な刺客が登場し、この後の物語の転変を予感させる一冊だった。

  • 磐音の佐々木家への養子が決まり、不意打ちに遭い大怪我をし、佐々木道場の杮落し大試合で優勝し、佐渡から逃げた盗賊の今津屋襲撃を阻止し…と相変わらず色々と忙しい巻でした。

    磐音を邪魔に思う城中のお方、やはり田沼意次でしょうか?

    そして安定の竹村武左衛門…。いやはや…。

  • 2020.03.26読了

  • おっ。。きな臭い感じで終わったなぁ。

    2019.10.19
    155

  • 最終巻で

  • 佐々木道場の柿落とし。
    江戸各地より名だたる剣豪を終結させて、開催されることとなった一大試合に磐音は出場を随所から熱望されるも、名も知らない刺客に襲われ負傷してしまい、(そもそもの本人の希望でもあった)裏方となる。

    まぁ、そうは問屋が卸しませんわなぁ。
    相変わらず美味しいとこ取りの磐音さんでした。

    佐々木道場の後継話。
    なるほど、落ち着くところに落ち着くのですね。
    今津屋にも、お内儀さんご懐妊の兆し。
    おこんが今津屋を辞する日も近い?

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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