卑怯三刀流 (双葉文庫 か 29-7 若さま同心徳川竜之助)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663884

作品紹介・あらすじ

すっかり江戸の町に馴染んだ見習い同心の徳川竜之助。いまをときめく若手二枚目歌舞伎役者の市村宙之助とお洒落談義に花を咲かせていると、品川で殺人事件が起きたとの知らせ。殺されたのは口入れ屋・甲州屋の若旦那。どうやら殺すつもりが殺されたらしい。簡単に見えた事件だが、謎は深まるばかり。そんな折、葵新陰流の噂を聞きつけた、北辰一刀流の遣い手が現れる。大好評シリーズ第七弾。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸一番の洒落者の若旦那が殺された死体で発見された。
    火の見櫓で遺体が見つかる。霞が覆うように白く霞んでいたと証言が。
    幸せの方角は?と聞く浪人が目撃される。脇に鋭い刃物の突き傷がある辻斬りの事件が続く頃だった。
    ある日、吉原のやり手ババァをしているおたねが、お寅の子育ての手伝いにやってきてくれた。
    自称「卑怯三刀流」とよぶ三つの刀を使う剣豪が、竜之助に興味を持った。
    これらが混じり合い、事件が起こる。
    それぞれがいい味を出して、傑作に。
    腕がある作家ですね〜。

  • 2016.7.11

  • 最後のところが・・・誰が?って感じ。
    読解力のなさが問題?

    まぁ、これってシリーズ化されてたのね。
    七作目だったとは。
    うーん、ちょっとこんがらがってしまった内容だったけど、まぁいいかな。

  • 飛燕十手の使い方がどんどん上達しますね。

  • 若様も同心っプリがハマッテおります
    飛燕十手の秘密があっさりとばらされてます
    面白い!

  • 若さま同心 徳川竜之介シリーズの第7弾。
    江戸の街で起こる奇妙な事件の解決譚は適度に面白くて読みやすいんだけど、人気が出たのか若さまの家庭の御事情はなかなか進展しなくなりました。
    こりゃ長期シリーズになりそうだな…。

  • 7/26-7/27

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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