迷い猫ー知らぬが半兵衛手控帖(12) (双葉文庫) (双葉文庫 ふ 16-12)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664430

感想・レビュー・書評

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  • 20160308 こっちのシリーズは暖かく終わるのが良い。主人公の人柄が物語に反映される。作者の技量なのだがそう思わせないところが良い。

  • 知らぬが半兵衛シリーズ
    タイトルの迷い猫
    飼い主は雰囲気のいい女性
    でも・・・

  • 4編 
    『裏の裏』・・・・・大名旗本の屋敷だけ押し込み強盗をした天狗の仙蔵を手引きしたとみられる おかよの父乾弥十郎は、死んだ。乾は、昔仙蔵に押し入られた松岡家の家臣であったが、暇を出されていた恨みが、あるが、藤沢家の探った事を金で、売っていた。
    本当に藤沢家を思って、した事だろうか?恨みもあっただろうけど、、仕事もしなかったのは、もう1つ、おかよ之思うような父親だったかは、疑問である

    『迷い猫』・・・・・大人しいおなつが、2人も毒殺をする。
    嘘をつきながら、般若のごとく変身するが、最後は服毒自殺をする。可愛がっていた猫のたまも、不意に消えて行った。

    『半端物』・・・・・半兵衛の良いところである。
    親のいない子供の一人捨吉は、死んでしまうが、寺子屋を守って逝った事に手を差し伸べようとする所。

    『三行半』・・・・今で言う・DVで、妻が夫の暴力に耐えかねて、包丁で、刺してしまう。夫が、死んだら、妻は、重罪になってしまうのである。
    半兵衛が、医者を手配し、夫の命を助け、おすみの自殺も鶴次郎画、止めて、夫から三行半の離縁状に名前を書かすのである。
    何事も事件が、無かった事に一件落着!!!!
    3、4編は、半兵衛の良さが出ていい!
    本だから出来る事だけど、ホットするし、一気に読めてしまう。

  • 第十二弾
    あまりにも単純すぎる短編四話ではあるが、読んで何かほっとする。
    1回ぐらいはもう少し複雑で手に汗を握る話を
    それにじても半次はよく斬られる。
    各話、中心人物を変えて描くのも面白いかも

  • 6/8-6/9

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著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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