片手斬りー若さま同心徳川竜之助(11) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 114
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664492

作品紹介・あらすじ

徳川竜之助の宿敵柳生全九郎が何者かに斬殺され、竜之助との戦いをあきらめた示現流の達人中村半次郎も京都へ戻る。左手の自由を失った竜之助の前に、風鳴の剣打倒を狙う新たな刺客は現れるのか?そんな時、顔が犬で身体が猫という珍妙な幽霊が現れ、江戸の町を騒がせる。大好評シリーズ第十一弾。

感想・レビュー・書評

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  • まだ癒えぬ左手、元のようには使えない。
    しかし事件は後を絶たず。

    徳川家の秘剣、風鳴の剣と対をなす秘剣雷鳴の剣を持つのは
    尾張徳川家。本当の徳川家一をかけての戦いがかつて吉宗の時代にもあった。

  • 2016.7.26

  • 風鳴の剣の宿命は?

  • まさかの主人公の敗北
    それも右手を切り落とされたのですが
    江戸時代でまさかの(!)接着手術!!
    痛む手で同心再開しました♪

  • 若さま同心シリーズの第11弾。
    若さまのお手々がとりあえずくっついて、なんだか幕末の人物もちょろちょろ出てくるようになりました。
    でも物語を楽しむポイントは、江戸の町ナカで起こる不思議な事件とその解決譚だね。
    変に西郷さんとかが動いて白けるお話にならないといいな…。

  •  「でも、これでさっぱりあの人とお別れできるのかも。なんだか捨てたりってのはしにくい人だったから」晴れ晴れした口調で言った。(p160)
     自分が先に死んだら、うちの奥さんにもこんなふうに言われるくらいがいいのかな。

  • 第十一弾
    相変わらずけったいな事件を解決する徳川竜之助、尾張との係わり、風鳴の剣と雷鳴の剣、徳川吉宗と尾張宗春、幕末へと何か分からないまま進んでいくのか。
    内容としては深刻さより、奇妙な事件の解決にあるのか

  • 若さま同心シリーズの第11弾。やっと、徳川家の秘剣にまつわる謎の話が中心になってきた。片手が使えなくなった竜之介。これからの展開が気になるところ。

  • 7/17-7/20

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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