櫓のない船ー伊庭八郎幕末異聞(3) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664539

感想・レビュー・書評

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  • 鱗さん!貴方の正体に驚きました。でもやっぱり麟さんカッコいい!いや、そんな麟さんだからさらにかっこいい。

     秋山香乃さんの書く新選組の面々はやっぱり魅力的です。昔からだけど、私は相変わらず歳さん贔屓中。素敵。伊庭八と歳さんは函館で一緒に戦ってるから、そのエピソードが絡められてるのが、なんか切なくて好きだなぁ。

  • 伊庭八郎幕末異聞の三作目。
    タイトルが「櫓のない舟」のため、てっきり北上中の遭難の話かと・・・そうくるとは。
    試衛館メンバーも関わってて、新選組が好きな人にはより楽しめる一冊。

  • 伊庭八郎と新選組との出会い。土方さんが若々しい。新八も元気で微笑ましい。
    物語自体は小稲や隣三郎との別れで終わっており、切なさが残る。

  • 秋山先生のイバハチ3部作の3巻目。
    ああー終わらないで!って悲しかったな。

  • 出会ってしまった身分違いの二人。
    そのある意味での別れと、将来新撰組となる人達との出会いを
    描いています。

    剣豪のはずなんですが、殺陣のシーンは少ないです。

    人物たちの心の動きをメーンに、幕末の騒動を描いていくのでしょうか。

  • 新選組の面々も登場。
    少年少女から大人への階段を上がるための淡い恋愛。
    切ないねー。

  • 第三弾
    久しぶりに続編を読むか?
    あまり前巻までを憶えてない
    内容からすると憶えているはずなのだが
    今回は新撰組結成以前での繋がりが主か
    女性作家らしく、女性のラインはこれまで同様伏線として存在する。

  • 男性には少し読み辛い感じの時代小説ではないかと。相変わらず土方とか美形の好きな作家さんだなーと思って読んでました。

  • 7/21-7/23

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著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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