桃湯の産声-湯屋のお助け人(2) (双葉文庫)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664911

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  • 捨吉とやらは、まっとうに生きることで、兄の弔いをすればよいのです

  • 姫様と若後家、どちらが本命となるのかな?

  • 湯屋のお助け人シリーズ、再読中です。№2「桃湯の産声」、2011.3発行です。志保はお半を連れて、麹町の屋敷からわざわざ歩いて湯島の湯屋まで。湯屋の姉弟、おナツと冬太郎を介して、志保と三樹之助の間の空気が少しずつ暖かくなっていく様子。また、おナツと冬太郎の母親で未亡人のお久も仏頂面から日に日に三樹之助に優しくなっていく。もててるのに、当の三樹之助はそれに全く気がついていない。(^-^)

  • 第二巻
    逆恨みされた岡っ引き源兵衛の物語
    それぞれの愛の形か?

  • O 湯屋のお助け人2

    安定した流れ。が、一冊丸々を要しているけれど長かった割に大した話じゃなかったような?一体なにに費やされてたんだっけ??最初にこれから起こる布石はいっぱいばらまかれていたから大筋考えると特に込み入った事件じゃない。予想通りに展開され、所々にページ稼ぎ的な小ネタを差し込んだ感じ。志乃の拉致やらいらない。菖蒲の若侍の方がまだ裏があって面白かった。
    なんだかんだ志乃らを出したいのか絡ませるけれど三樹之助は二人がでてこなくてもコミカルだし光ってるよ。逆に出てくるのがうざいのはただキャラの好みの問題か。
    おナツが一番の役者。愛らしさが溢れてる。

    この先、最終的な結末は志乃の家に婿に入って目出度目出度な予感。是非覆してほしいけど。

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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