- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575665017
作品紹介・あらすじ
大坂の町と民を千年以上陰で密かに守り続けてきた"在天別流"。その一族の男装の美剣士・東儀左近は、人形芝居の一座が斬殺される事件に関わった事から、幕閣の陰謀に巻き込まれていく。2009年にNHKで放送された、土曜時代劇「緒方洪庵事件帳 浪花の華」の原作となった「緒方洪庵 浪華の事件帳」、この物語の舞台はその二年前に遡る。
感想・レビュー・書評
-
左近殿の過去篇。完結した「緒方港庵 浪華の事件帳」の続編をこういった形で読めるとは思っていなかったので嬉しいです。「あかね」や「寺子屋若草物語」とのリンクも楽しいのですが橋本曇斎が果たして「十一屋」の宗さんと同一人物なのか判断に迷うところ。
作中、キリシタンと踏み絵政策の関係に新たな解釈が与えられており、この発想の転換にはやられました。よく思いついたなぁ。
未熟な左近殿も良いです。
それはそれとして。怒っていたとはいえ弓月の平山への仕打ちはさすがにやりすぎでは? ちょっと納得できない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年12月18日、読み始め。
築山桂さんの作品を読むのは、初めて。
今まで読んだ時代小説は、江戸(東京)を舞台にしたものが多い。
今回の作品は大坂を舞台にしているようで、新鮮味がある。
2019年12月21日、読了。-
seiyan36さん
こんばんは。
左近 浪華の事件帳(4)-眠れる名刀 (双葉文庫) (日本語) 文庫 – 2020/1/16
...seiyan36さん
こんばんは。
左近 浪華の事件帳(4)-眠れる名刀 (双葉文庫) (日本語) 文庫 – 2020/1/16
築山 桂 (著)
築山桂さんの新しい本が出ています。
私は、読むのを楽しみにしています。
やま2020/02/07
-
-
もっと弓月に出て来て欲しい!
-
緒方洪庵浪花の事件帖の姉妹版
難波京時代から続く「在天別流」の主の義妹左近活躍の物語
キリシタン信者の踏み絵と信仰の盲点をついた話で大塩平八郎も登場
ちょっとだらだらし過ぎか? -
先のシリーズのメインキャラの左近が主人公。
まだまだの左近ちゃんだけど、兄上への思いはせつないです。