空蝉ノ念-居眠り磐音江戸双紙(45) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.66
  • (20)
  • (63)
  • (62)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 515
感想 : 52
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575666465

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最終決戦を前にして、血生臭いシーンが殆ど無く辰平の恋愛成就が中心の息抜きのような一冊。
    人の繋がりによって尚武館連合が更に強力になる様子も良い。

  • 辰平とお杏の恋の行方。
    両家顔合わせに辰平の仕官話と二人に明るい話がありますが佐野善左衛門の周りは相変わらず不穏です。
    最後の最後に日付を入れて45巻が終わられると「いよいよ次巻で起こりますね!」と思ってしまいます。
    事が起きたら磐音の立ち位置はどうなるのだろうか。

  • 居眠り剣法の達人、磐音のシリーズ45作目。
    本作では、坂崎道場の関羽と張飛と称されるふたりの剣豪のうちの一人、辰平が心を通わせていた博多の豪商の娘、お杏と再び江戸でまみえるエピソードが主軸になっている。

    なんだか磐音の仇討の決意が悲壮で、まるで田沼意次と刺し違えるかのような雰囲気もあるので、大丈夫か、無茶するなよ、と不安になるけれど、本作のあとがきで、このシリーズは大団円を迎える、と書かれていてほっとする。

    結末がわかっていてほっとする、というのも変な話だけれど、磐音シリーズは勧善懲悪心優しきヒーローものとして安心、安全に楽しめるところが魅力のひとつでもあると思う。

    残り数作、決着が楽しみ。

  • 辰平とお杏さんの先が気になる巻でした。

    田沼親子と対決をするというのが今までの磐音でしたが、その後はどうするの?という疑問が持ち上がります。

    対決するには、色々なものを犠牲にしなくてはいけないわけで。

    今の磐音は、犠牲にしなくてはいけないものが多くなったなぁ。と、感じました。

  • 2020.05.24読了

  • 次の世代が次のステップへ進む。
    磐音の次のステップはどうなる。。。?

    2020.3.27
    44

  • 辰平とお杏さんの再会。
    門弟ガ次々に幸せになるね。
    辰平の思慮深さは磐音によく似ている気がします。

    佐野某のあの事件が、間近かしら。

  • 最終巻で

  • 利次郎に続くように辰平にもお杏さんが傍に来てくれて良かったです。
    あとは佐野様。磐音の仲間とは毛色の違った対田沼様の一員。彼の動きはそれはそれでアクセントになって、読んでいるときに面白みを増し増す。

  • イワネさんの熱海訪問がおもしろいな。

全52件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×