- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575666663
感想・レビュー・書評
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天名の鬼六は、一旦江戸を去ったものの、孫である朝太郎の死に捜査を続けていた。
そして、部下だった男と、前の取り継ぎ用人の神原が的になったと知る。
まだ藩の体制は確立できず借金も返せていない定海藩は再び混乱の情勢に。
相変わらず忠兵衛の命は危険に晒される。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
柱を失った藩、孫を失った盗賊、人生の張りを失った娘、死を予感している男。最終巻へ向かっての助走の話でしたね。さぁ次ぎにどう締めくくるのか。 それともまだ続くのでしょうか?
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返り忠兵衛江戸見聞シリーズ、13作目。
定海藩の動向はいよいよ油断ならぬものになり、今後の展開がどう転ぶのか気になるところだけれど、相変わらず忠兵衛の周辺はクライマックスに向かっているんだかないんだか。与茂平さんとか岸井さんとか、脇キャラは毎回いい味を出しているんだけど、肝心の忠兵衛と紗智さんが焦れったさ過ぎて。若さゆえの焦れったさ、と言えば、それが二人の魅力なのかもしれないが、これだけシリーズを続けていながらちっとも進まないのでは、進展がある前に飽きてしまう。クライマックスに向かっているはずなのに、次作も続けて読もうか毎回悩むのはちょっとなぁ、、、。 -
第十三弾
寛容に収めた藩内の守旧派、老中のとんでもない発想からまたまた藩内が
御前の死の影響が方々へ飛び火? -
161
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L 返り忠兵衛江戸見聞13
うーん。膠着状態か。
最後までに今後の布石は打ってるけど、忠兵衛が活躍しないとイマイチ花がないからなぁ。
裏表紙のあらすじに、忠兵衛新たな喧嘩仲裁と書かれていたけど全く物足りない内容だった。あらすじに盛り込むほどだったかな?
御前に続きあの人も巻末に死んだので次巻に期待かなぁ。