猫の恩返し-大江戸いきもの草紙(2) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575666762

感想・レビュー・書評

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  • 名古屋弁の出てくる時代小説はなかなかお目にかかれない。名古屋弁が明るさ、へこたれなさといった良い味だしている。

  • ペットが盛んだった江戸時代に、ペット探しの仕事を始めた浪人?予想以上に面白かった。気弱な主人公がいいのと、野良猫なのにぐっとくることしてくるのとか、いろいろとよかった。おすすめです。

  • 旗本家を廃嫡され生き物探しの商売を始めた椎名貫太郎。
    今回はカラスの探し物。そこに殺しの事件が重なり、複雑な様相。

    今回は家族が流行り病に倒れ、その看病も。
    江戸時代の病と治療の様子も知れ、庶民の生活ぶりもわかる。シリーズ2弾のこの本は登場人物も増えて来て、ますますたのしくスラスラ読めてしまういい本に仕上がっている。
    次の第3弾が楽しみです!

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著者プロフィール

三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より古典と日本史が好きで、特に江戸に興味を持つ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞。主な著作に「包丁人侍事件帖」シリーズほか、「大江戸いきもの草紙」シリーズや『芝の天吉捕物帳』『冷飯喰い 小熊十兵衛 開運指南』がある。

「2019年 『料理番 旅立ちの季節 新・包丁人侍事件帖(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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