螢草 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 257
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575667479

作品紹介・あらすじ

切腹した父の無念を晴らすという悲願を胸に、武家の出を隠し女中となった菜々。意外にも奉公先の風早家は温かい家で、当主の市之進や奥方の佐知から菜々は優しく教えられ導かれていく。だが、風早家に危機が迫る。前藩主に繋がる勘定方の不正を糺そうとする市之進に罠が仕掛けられたのだ。そして、その首謀者は、かつて母の口から聞いた父の仇、轟平九郎であった。亡き父のため、風早家のため、菜々は孤軍奮闘し、ついに一世一代の勝負に挑む。日本晴れの読み心地を約束する、極上の時代エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • 爽やかな読後感に浸れる一冊。

    主人公の菜々も真っ直ぐで良い子ですし、何といっても風早家の夫妻が、それはもう心映えが美しく、二人のお子様方がマジ天使で、本当に素敵な家族なのです。
    こんなに素晴らしい風早家に悲運が襲い、何とかしようと孤軍奮闘する菜々の姿が、健気すぎます。
    そんな菜々を応援する周りの人々も、味わいがあって魅力的です(空耳アワーな呼び名も、逆にほっこりww)。
    解説の方が、双葉社の葉室作品はエンターテイメント色が強い。と耳寄りな情報を仰っていたので、是非チェックしようと思いました。

  • 久々のヒット作!
    江戸舞台の物語は独特の口調や雰囲気があんまり得意ではないが、気にならないくらい面白い!
    敵討ち物です。ハラハラドキドキさせられました!!

  • NHKのドラマで知って、原作を読んでみたいと思い、手に取った。
    基本的にはドラマと同じ内容・流れではあるけれど、なのでこの先を知っているけれど、それでも楽しく読めた。
    原作では、赤村の宗太郎の思いが丁寧に描かれていたのも良かった。
    初めて知った作家さんなので、これから他の作品も読んでみようと思う。

  • BS時代劇『螢草 菜々の剣』が放映されていたので読んでみました。心が和みます!

  • 元年9月22日読了。
    主人公菜々の健気さ、優しさ、精神的強さ。とても惹かれました。そして何より、出会った人々に聞き間違い、言い間違いにせよ、変な名前をつけて堂々としている滑稽さ。
    きっと菜々は、自分らしい人生をこれからも歩んでいくんだろうなあ。

  • いざってときに、人に頼るんじゃなくて、自分で道を切り開いた菜々の選択がとっても好き。
    素敵な結末でよかった。

    難しい言葉もほとんどなくて、さくさく読める。

  • テレビドラマを見始めて、原作が気になり、まだドラマは続くが読み始めると止まらなくて、出張の新幹線で読んでしまった。ドラマの役どころがあまりにとぴったりとハマってる気がして今後のテレビも楽しみが増えた。年齢とともに時代劇が面白くなるが、人間のやることは現代も同じだと思う。

  • 歳をとるとどうして時代劇が面白く感じられるようになってしまうのだろう。と感じてしまうほど面白かった。

  • 『螢草 菜々の剣』
    NHK BSプレミアム/毎週金曜放送
    2019年7月26日から

  • 時代物だが、主人公が可愛らしいからか、軽く読みやすい感じ。
    こんな風に明るく懸命に生きる姿を読んでいると、気持ちが前向きになります。

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著者プロフィール

葉室 麟(はむろ りん)
1951年1月25日 – 2017年12月23日
福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業。地方紙記者、ラジオニュースデスク等を経て小説家に。2005年に短編「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞(のち単行本化)、2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞受賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞受賞。
上記以外の代表作に、2018年9月に岡田准一主演で映画化される『散り椿』、第22回山本周五郎賞候補及び第141回直木賞候補だった『秋月記』がある。

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