旗本金融道(5) 情けが宝の新次郎

  • 双葉社 (2017年7月13日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784575668438

感想・レビュー・書評

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  • 祖父の源太郎がかどわかされ、新次郎自身も幕府評定所に召喚され、あのこわい鳥居耀蔵の審議を受ける。このままでは切腹どころか首切りにもなりかねない。最大の危機をどう乗り越えるのか。もちろんこういう小説だから死罪になるわけないのである。乾坤一擲の手で乗り切る?いやいや家人や家来や友人たちの力がここで発揮される。新次郎は乱暴者であっても、人情には厚いのだ。その人情によって結ばれた人々の絆で助けられる。ああ、感動的だなあ。結局はお気楽なのだが、結構面白いシリーズだった。大団円で終わる。

  • 四字熟語の勉強にはなりました。

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著者プロフィール

経塚丸雄:中央大学法学部卒。脚本家として活躍。主な担当作品に映画「連弾」(第25回城戸賞入選)、「鴨川ホルモー」「THE LAST NARUTO THE MOVIE」などがある。2016年、時代小説デビューとなった「旗本金融道」シリーズ(双葉文庫)が、第六回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。他の著書に『維新の羆撃ち』などがある。丁寧な人物造形と起伏あるストーリー展開が持ち味の新鋭。

「2018年 『子連れ侍江戸草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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