- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575668483
感想・レビュー・書評
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ようやく読み終わった。磐根シリーズが終わったとき、最後の方が今一つな感じだったので、もう続きが出ても読むのをやめようかなと思っていたけれど、いざ手に取っちゃうと読んでしまった。
剣と恋の行方をネタにしながら、一人の若者の成長記なのだがさてこれからどうなるのやら・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023年3月19日
薩摩での出来事を知らず、何の恨みかもわからないので、ちょっと苦痛だった。
尚武館が出て来るとホッとする始末。
最後の新蔵と磐音との闘いに、そうこんな感じ、と取り戻す感覚でした。 -
薩摩を出て人吉藩でタイ捨流丸目道場で修業を続ける空也に薩摩示現流の酒匂兵衛入道の仇を討とうと刺客が送られて…
何だか父親と同じような境遇に十代の若さで陥ってしまっています。
それも修業のうち、と思えばそうなのでしょうがこの若さで追われつつ薩摩で世話になった眉月とも淡い恋仲状態と話が色々な方面に飛んで読んでいて忙しなく感じます。 -
空也の修行はまだまだ続く。(前回、あれから江戸に帰ったと思っていました)
空也も、変なところが父親に似ちゃったみたいで、また嫌な奴に目をつけられます。 -
武者修行の途上、薩摩を出て、かつてお世話になった人々のもとへと戻った空也。
彼だけでなく、本作のヒロインである眉月、六之丞といった空也十番勝負から登場したキャラクターたちも早くも存在感を放って、まさにタイトルにあるような青春物語を彩っている。
人を斬ること、人に恨まれることに、父・磐音とは違っていまだはっきりした覚悟が定まっていないところがある空也が、波瀾にもまれてどのように成長していくのか。
きらきらした甘酸っぱいような空也の青春を、七十代の著者が書いているのか、と思うと、作家ってすごいな、としみじみ思う。 -
久しぶりに空也十番勝負を読んだ。「恨み残さじ」で最終と思っていたが、まだ続きがありそうだ。発巻を楽しみにしよう。
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最終巻で
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居眠り磐音を読み始めて、そして、テレビでも放映されるのをずーと眺めながら、ほんとに長い事読んでいる。
江戸地図も、磐根が、歩いたのかと、思いながら、散策してみたり、、、、
その磐根の嫡男の空也の荒修行。
我子だと、こんな危険な目をさせたくないと、思いつつも、空也が、成長していく様を、応援しながら、読んんでいる自分が居る。
波乱万丈、そして、今のように、通信も飛脚で、日数のかかる時代に、母親のおこんが、空也の弔いをしないといけなかった悲しみの心を、眉月が、「元気です」と一言、手紙にしたためるように、、、助言する。
便りが無いのは、元気な証拠!と、言うけど、、、、親の身になれば、便りは、欲しいと、思う。
未だまだ、空也の荒修行は、続くことに、ハラハラドキドキしながら、身内のような感覚で、読んでしまっている。 -
【覚え書き】
・空也二作目
・薩摩から肥後へ