おれは一万石 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668506

感想・レビュー・書評

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  • 2020年3月17日、読み始め。
    2020年3月20日、読了。

    シリーズの第1作。
    実在した人物(高岡藩主・井上正紀)をモデルにした時代小説。
    この小説では、正紀は17歳で、井上家への婿入りが決まった段階。

  • 2017年9月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。一万石の大名に婿入した17才の正紀。婿入を心良く思わない者達の邪魔立てを阻止しながらの活躍の物語。入り婿侍商い帖シリーズでも似たようなシチュエーションがあり、少し、わくわく感がそがれました。次作のオリジナル度が楽しみ。

  • 國學院大學文学部文学科卒業。

  • 読みやすいが、あまり深い内容ではない。読む前はそれほど期待していなかったが、読後感は、まあまあよかった。

  • ぎりぎりのお大名の跡継ぎとして、活躍するのかな?

  • 娯楽時代劇としては、筋もいいしまあまあ。このジャンルでは、居眠り磐音のほうが文章力、展開力もハラハラドキドキ感も上かな。

  • 御前試合の決勝戦で年下の15歳の剣士に惜しくも敗れた正紀。自分は3万石の大名の次男。終わり徳川の血を引く。
    一万石の下総、高岡藩井上家に婿入りを決心した。
    一石でも減れば旗本になるというギリギリの石高。
    自分の力で盛り上げてみるぞ、という意気込み。
    利根川の支流に配する高岡藩。
    氾濫洪水で田畑が流れてしまうと、国元から直訴にやってきた農民と出会い、どうにかしたいと自ら奔走し。
    ただ婿入りの話の裏では、それを阻害しようとする勢力もあり。。。。

    爽やかな主人公の奮闘ぶりが、小さな藩という設定で生きる。

  • 新シリーズ第一弾
    上覧試合後の精進が認められ小藩の婿養子に
    藩内と親藩に問題を抱えながらも懸命に
    洪水対策用の杭と暗殺を巡り事件が
    やはり最初は小物のみ
    今後のボチボチと続くのかな?

  • これは「青春時代劇」ですね 
    主人公は、世間知らずだけど無鉄砲。正義感だけは人一倍の次男坊 
    それが危機的な零細大名家に婿入りする。 
    もちろん、抵抗勢力あり。 でも、同じ分家の立場で年下で優秀なライバルあり。 
    陰ひなたに助力してくれる級友。 
    そして、主人公に降りかかる 無理難題。 
    これだけ、条件が整っていて面白くないわけないですね。 
    読書メーターでの推しは伊達じゃ無いです。 
    シリーズ物なのでこれは追っていこうと思います。 面白い!!

  • 入りやすく読みやすい。

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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