迷い熊帰る-長屋道場騒動記(1) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668926

作品紹介・あらすじ

神田にある老舗菓子舗惠比壽屋の裏手に建つ剣術道場の前に旅装の浪人が現れた。ひときわ目立つ上背と長大な得物を担ぐ姿に、周囲の者が警戒し番屋へ連れていくが、男は十年前に武者修行に出た道場の一人息子の間野生馬だと名乗る。思わぬ人物の突然の帰還と変貌ぶりに偽者の疑いをかけた惠比壽屋の娘お君は、男を追い払おうと画策するのだが――。心優しき巨躯の剣士「迷い熊」参上! 著者渾身の痛快人情活劇シリーズ第一弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 迷い熊帰る ー 長屋道場騒動記シリーズの1作目
    2018.06発行。字の大きさは…中。

    惠比壽屋の所有する間野道場の息子・間野生馬が十年ぶりに武者修行から江戸に帰ってきた。
    老舗菓子舗・惠比壽屋の主人・与惣兵衛は、生馬の帰りを歓迎するが、娘・お君は本当の間野道場の息子か疑う。
    そんな中に盗賊夜鴉一味の頭目・喜平次たちが惠比壽屋を襲うが、生馬が事前に気が付き撃退する。
    今度は、盗賊夜鴉一味は間野道場に居る子供を人質に取る。子供と交換に、生馬とお君に来るように手紙が来る。
    子供は、どうなるか…。

    【読後】
    読みやすかったが、つまんない。
    間野生馬が地味だ、周りを固める脇役陣に魅力が乏しい。
    お君は、面白みが無いし、魅力がない。長屋のかみさん達も個性がない。特に、長屋の子供達は面白みがない。
    剣術について良く書いているが、解らない。
    解らないと、つまんない。

    • darkavengersさん
      やまさん、こんばんは。
      昨年からの本となると数えるほどしか登録していないのでベストを選ぶのは難しいですね。(なんせ遅筆なものでなかなか登...
      やまさん、こんばんは。
      昨年からの本となると数えるほどしか登録していないのでベストを選ぶのは難しいですね。(なんせ遅筆なものでなかなか登録が進まないので)

      お勧めするならば、池波正太郎の「仕掛人梅安」シリーズ。(自分は必殺シリーズやアウトロー時代劇が好きなので)

      これはTVドラマですが「盤嶽の一生」主演 役所広司、1、2話、OPは市川崑が撮っています。
      自分は読んだ事はないのですが原作は白井喬二という作家が書いています。(原作とドラマ版ではラストが違います)

      以上の2作品です。
      2020/02/10
    • やまさん
      darkavengersさん
      こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      池波正太郎の「仕掛人梅安」シリーズは、図書館で検索した...
      darkavengersさん
      こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      池波正太郎の「仕掛人梅安」シリーズは、図書館で検索したら
      ・梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安
      ・完本池波正太郎大成 16 仕掛人・藤枝梅安
      ・ 「仕掛人・梅安」のキーワード [小学館文庫]
      ・江戸切絵図にひろがる剣客商売 仕掛人・藤枝梅安 [時代小説シリーズ]
      この4点が出て来ました。
      宜しくお願い致します。
      やま
      2020/02/10
  • L 長屋道場騒動記1

    ありそうでなさそうな、ありそうな話。
    主役が礼儀正しく朴訥。
    それに対しておきゃんな娘。
    シリーズ一作目だから序章かな。

  • 88

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著者プロフィール

1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は映画サークルでシナリオ作成に熱中、二十数年のサラリーマン生活を経験した後、2011年『返り忠兵衛 江戸見聞 春嵐立つ』(双葉社)でデビュー。「半四郎百鬼夜行」シリーズが「この時代小説がすごい!」(宝島社)文庫書き下ろし部門二年連続ランクイン! 新シリーズ「御家人無頼」も好評。確かな筆力と個性的な人物造形で目利き絶賛の時代小説作家。

「2017年 『素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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