- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575671728
作品紹介・あらすじ
松井町の番屋に急に呼び出された桂千鶴。駆けつけると、元女郎のおつねが腕を折られるなど酷い暴行を受け苦しんでいた。浪速屋で働く女郎たちの過酷な暮らしを見ていられず、女将に談判しようとしたところ、男衆から殴られたり蹴られたりしたのだと語る。しかしおつねも女将の肩を刺したことで、一人で罪を負わされそうになっていた。その様子を見かねた千鶴は、おつねから京橋の呉服問屋で暮らす七之助という男子が、元気に暮らしているか確かめてほしいと頼まれたのだが。累計百万部突破の超人気シリーズ、第十四弾!
感想・レビュー・書評
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女医師、桂千鶴の奮闘物語です。
桂治療院を営む桂千鶴は、長崎でシーボルトに師事し、内科も外科も出来る医師です。千鶴の助手であった日本橋の呉服問屋の娘・お道も、医師として千鶴を助けるまでに成長しました。千鶴は、患者の治療だけでなく。病気のもととなる心の悩みも相談に乗る医師として成長しています。その奮闘ぶりを書いた物語です。
【ほととぎす】
桂千鶴は、米沢町の瓢箪長屋に住む袋物師の佐兵衛が倒れたと知らせを受け、桂治療院がある藍染橋袂から駆けて行く。佐兵衛は、妻のおまさが男と出て行ってから酒浸りで仕事も満足にしていない。体が蝕まれてとうとう倒れた。もう手の施しようがないところまで来ている。➡佐兵衛は、おまさの帰りを待ち続けていた。悲しい物語だね。
【雨のあと】
京橋で呉服問屋を営む「近江屋」の跡取りであった七之助は、いまから十九年前に近江屋の軒下に捨てられていた赤子である。子のない近江屋の夫婦は、天からの授かり物だと思い養子にして育てたのであるが。夫婦に五年前に仙太郎が授かった。そうなると七之助は邪魔になる。七之助は、三年前に近江屋出入の医師のもとに預けられる。➡この物語は、七之助の出生に係わる数奇なお話しに千鶴が絡んでいきます。
【読後】
久しぶりに「藍染袴お匙帖」を読みました。桂千鶴先生の凛とした姿が、力強く、優しく、そして頼もしいです。次作を読みたいです。
「図書館」
雨のあと ー 藍染袴お匙帖14作目《文庫本》
2023.09発行。字の大きさは…中。2024.03.08~04.02読了。★★★★☆
ほととぎす、雨のあと、の二話からなる中編。
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藍染袴お匙帖シリーズ一覧
14.雨のあと 2024.04.02読了
13.色なき風 2021.06.24読了
12.藁一本 2019.04.10読了
11.あま酒 ブクロク登録前
10.雪婆 ブクロク登録前
09.貝紅 ブクロク登録前
08.月の雫 ブクロク登録前
07.桜紅葉 ブクロク登録前
06.恋指南 ブクロク登録前
05.漁り火 ブクロク登録前
04.紅い雪 ブクロク登録前
03.父子雲 ブクロク登録前
02.雁渡し ブクロク登録前
01.風光る ブクロク登録前
※第1話~第11話までは、ブクロク登録前に読んだため登録していません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第十四弾。
久しぶり過ぎる新刊。
今回は第一話「ほととぎす」、第二話(表題作)「雨のあと」の二話構成となっております。
ここ数年、忘れた頃に新刊が発行される、このシリーズ。
登場人物がうろ覚えでも、何とかなってしまうお馴染みの展開なので、まぁ安心して読めるといった感じです。
相変わらず困った人を放っておけない千鶴先生が、偶々関わる事になった問題や事件を解決していく流れで、頭は切れるし腕っぷしは強いしで、安定の万能感は健在です。
それに比べて、同心の浦島さん&岡っ引きの猫八コンビの使えなさっぷりが酷くてイライラ。
毎回千鶴先生に頼ってばかりのクセに、何かお礼をするわけでもなく、それどころか治療院で小腹を満たそうとするあつかましさ・・お道が「ずうずうしいこと、お二人とも、一度でも菓子折のひとつも持って来てくれたことがありますか。」と突っ込んでいましたが、本当にその通りだと思いました。
で、お道といえば、圭之助先生と何だかいい雰囲気になっていて、今後二人の仲が気になるところです。
そして・・・第二話の終盤では、ついに“あの人”が帰還して、“待ってました!”という感じで嬉しいサプライズ(?)でしたね。
ということで、“彼“が帰ってきたことで千鶴先生の今後の件なども気になりますし、次巻も楽しみにしておりますが、もうちょい早く刊行してくれるとありがたいな~・・・なんて思います。 -
2023年9月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ14作目。ほととぎす、雨のあとの2つの連作中編。2年5か月ぶりだが、このシリーズはこんなものか。いつもの千鶴さんのお節介というか、真相を突き止めていく展開が面白い。お道と圭之助が互いに想いあっているのが楽しみ。千鶴さんの活躍シーンも良いが、やはり求馬が登場しないと。次巻からの求馬、今回登場した七之助の桂治療院への参加なんかが気になる。
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1年半振りの14作目。最後の最後に求馬が戻って来てくれてやっと元に戻るかな。今回は中編2作。女性目線の話で大変だよなと思う、江戸時代は。1作目、ちょっと最後が安易なような気が・・・
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14
このシリーズも終わりが見えてきたか? 求馬が戻れば一緒になる、と治療院の存続にはお道と圭之助になるの?ってか、お道にそんな描写あったっけ?求馬が去る前に圭之助が出てきてこりゃなんか色恋沙汰か?とおもったけどなんもなかったな。にしてもヤットウ強い人がいないから「求馬がいれば」ってなんか匂わせすぎーとおもったらやはりーの展開で笑う。
時小説ブームで食べ物がらみが多くて辟易なので医者ものは貴重な気がするけど14冊目にもなるとやっぱりねぇ、、、。最後を見る限り15冊目もありそう。にしてもあっさりしすぎてたな。 -
内容(ブックデータベースより)
松井町の番屋に急に呼び出された桂千鶴。駆けつけると、元女郎のおつねが腕を折られるなど酷い暴行を受け苦しんでいた。
浪速屋で働く女郎たちの過酷な暮らしを見ていられず、女将に談判しようとしたところ、男衆から殴られたり蹴られたりしたのだと語る。
しかしおつねも女将の肩を刺したことで、一人で罪を負わされそうになっていた。
その様子を見かねた千鶴は、おつねから京橋の呉服問屋で暮らす七之助という男子が、元気に暮らしているか確かめてほしいと頼まれたのだが。
累計百万部突破の超人気シリーズ、第十四弾!
令和5年11月30日~12月1日 -
‼️。初読み著者だが失望の極み。人物情景描写が、ここまでスカスカで安易な展開。なんの興趣もない。どういう読み手がこれ読んで、また次作読みたいと思うのか謎??
ただ、このレベルなら毎月出せる書割本だ。 -
おまえさんはいったい、何のために帳場に座っているんだい!
著者プロフィール
藤原緋沙子の作品





