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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784575671964
作品紹介・あらすじ
将軍綱吉の最愛の娘鶴姫が病のため身罷ったことで、綱吉は鶴姫の夫の紀州藩主綱教ではなく、甥である甲府藩主の綱豊を世継ぎに指名、再度の西ノ丸入りを命じる。これにより、市中でも綱吉亡きあとの綱豊の仁政に期待する声が高まるが、己が野望に燃える者たちが、左近こと綱豊を亡き者にすべく、謀略をめぐらせはじめる──。葵一刀流が悪を斬る! 大人気王道時代シリーズ、疾風怒濤の第十六弾!!
感想・レビュー・書評
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徳川綱吉と柳沢吉保という悪政のように言われる組み合わせがベースにあり、今回も徳川綱豊(左近)に対する恨みからの犯行と爽快感が少ない内容。
綱吉の娘が死んだ事から、次期将軍争いに脱落した紀州。紀州の重役が綱豊暗殺のために暗躍する。もう1組は、綱豊に成敗された旗本の家臣。どちらも綱豊に恨みが行くように、綱豊を装って攻撃を仕掛ける卑怯なやり方。悪辣な盗賊として皆殺しし数万両を盗んだものも。
救いは若き徳川吉宗の活躍。紀州内部の犯罪を見事に仕切ってくれた。
歴史を調べると、綱豊が西の丸に入ってからも将軍になるのは15年後のようなので、同じような闘いがこれからも長そう・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いよいよ家宣になって物も大詰めかな?さてどういう風なエンディングになるか楽しみでもあり寂しさもある!
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将軍の直臣となる夢は大きい
著者プロフィール
佐々木裕一の作品





