ごくつぶし 北の御番所 反骨日録 十 (双葉文庫)

  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575671971

作品紹介・あらすじ

御小納戸役の旗本・酒井家の厄介叔父である隆次郎が元飯田町の古物商を訪れ、売り物の書画を突然破り捨てた。被害に遭った古物商は訴え出なかったものの、他でも同様の所業に及んでいる疑いが生じたため、隆次郎は小伝馬町の牢屋敷に留め置かれているという。部屋住みとして静かに暮らしていた男は、何故そのような騒動を起こしたのか!? 内命を受けた隠密廻り同心の裄沢広二郎は探索を開始するが――。やさぐれ同心・裄沢の洞察力が冴え渡る、書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第十弾!

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】
    第一話 ごくつぶし
    第二話 島帰りの男
    第三話 昔の罪

    旗本の次男の話、三吉が身を寄せている香具師の元締めの話、そして広二郎の家に奉公している重次の話。
    もやもやしたり、すっきりしたり、してやったりしたり……の後のあれ! 
    後を引く終わり方で、なんとかなるとは思いつつも気になる。

  • いやはや最後のページでビックリ仰天。なんてこったあ~。ところで、最近来合の出番が少ないなあ・・・。次はいつ出るんだ⁉

  • 毎回、楽しみ過ぎてゆっくり時間をかけて読むこのシリーズ。裄沢の、丁寧な捜査、人に寄り添う人柄。真実を求め、輝あめない姿勢。心に響く物語が3話。結末に仰天な展開が!!

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著者プロフィール

1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は映画サークルでシナリオ作成に熱中、二十数年のサラリーマン生活を経験した後、2011年『返り忠兵衛 江戸見聞 春嵐立つ』(双葉社)でデビュー。「半四郎百鬼夜行」シリーズが「この時代小説がすごい!」(宝島社)文庫書き下ろし部門二年連続ランクイン! 新シリーズ「御家人無頼」も好評。確かな筆力と個性的な人物造形で目利き絶賛の時代小説作家。

「2017年 『素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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