北の御番所 反骨日録【十】 ごくつぶし (双葉文庫)

  • 双葉社 (2024年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784575671971

作品紹介・あらすじ

御小納戸役の旗本・酒井家の厄介叔父である隆次郎が元飯田町の古物商を訪れ、売り物の書画を突然破り捨てた。被害に遭った古物商は訴え出なかったものの、他でも同様の所業に及んでいる疑いが生じたため、隆次郎は小伝馬町の牢屋敷に留め置かれているという。部屋住みとして静かに暮らしていた男は、何故そのような騒動を起こしたのか!? 内命を受けた隠密廻り同心の裄沢広二郎は探索を開始するが――。やさぐれ同心・裄沢の洞察力が冴え渡る、書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第十弾!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、旗本の次男や香具師の元締め、そして裄沢広二郎の家に奉公する重次のエピソードを通じて、さまざまな人間模様や騒動を描き出しています。読者は、時にモヤモヤしながらも、スッキリとしたり、驚かされたりす...

感想・レビュー・書評

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  • 北町奉行所の隠密廻り同心、裄沢(ゆきさわ)広二郎の活躍の物語です。

    【ごくつぶし】
    裄沢は、北町奉行の小田切土佐守直年(なおとし)の内与力、唐家(からや)から旗本御小納戸、酒井家の厄介叔父(家督を継げない次男)である隆次郎が、古物商にて高名な僧侶が書いた書を破った件について調べるように指示された。

    ➡なぜ、書を破ったか? 裄沢は、乱暴な振舞いをした隆次郎が、沈着で、思慮深く、酒井家の事を考えて自ら毒と知りつつ毒酒を呑んで事件を終わらせたことに気が付き、怒りを覚える。裏にひそむ悪党は、数年後に切腹させられる。

    【島帰りの男】
    かつて北町奉行所で小者をしていた三吉が、香具師の元締め仲神道一家で頭角を現しているのを面白く思わない兄貴分の音二郎がいる。そんな時に、仲神道一家と、加賀藩の加賀鳶との争いが起こる。
    ➡裄沢は、仲神道一家の先代元締めで島帰りの達五郎を動かす。唐突過ぎるが、なんとかまとまっている。

    【昔の罪】
    初太と次助の兄弟は、両親を亡くし、それぞれ別の店に勤めだした。一生懸命に働く初太を見た紀州屋の主人は、初太を娘婿にと望んだ。紀州屋の親戚筋で初太について反対する者が出た。
    ➡相談された裄沢は、親戚一同を集めて説得する。

    【読後】
    なかなか読むのに時間がかかりました。文章が、なめらかでなく、硬いせいなどによると思います。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~
    北の御番所 反骨日録一覧
    カテゴリは、「時代小説」
    タグは、「㋛芝村凉也」「㋖北の御番所反骨日録」「2025」
    13.凶手
    12.南北相克
    11.霧の中
    10.ごくつぶし  2025.11.28読了
    09.廓証文    2024.01.27読了
    08.捕り違え   2024.04.18読了
    07.辻斬りの顚末 2023.10.19読了
    06.冬の縁談   2023.07.03読了
    05.かどわかし  2023.03.20読了
    04.狐祝言    2022.12.13読了
    03.蝉時雨    2022.02.14読了
    02.雷鳴     2022.02.20読了
    01.春の雪    2021.06.28読了
    ~~~~~~~~~~~~~~~~
    「図書館」
    ごくつぶし ー 北の御番所 反骨日録シリーズ10作目《文庫本》
    2024.04発行。字の大きさは…中。2025.11.26~28読了。★★★☆☆
    ごくつぶし、島帰りの男、昔の罪、の短編3話。
    図書館から借りてくる2025.11.18

  • 【収録作品】
    第一話 ごくつぶし
    第二話 島帰りの男
    第三話 昔の罪

    旗本の次男の話、三吉が身を寄せている香具師の元締めの話、そして広二郎の家に奉公している重次の話。
    もやもやしたり、すっきりしたり、してやったりしたり……の後のあれ! 
    後を引く終わり方で、なんとかなるとは思いつつも気になる。

  • いやはや最後のページでビックリ仰天。なんてこったあ~。ところで、最近来合の出番が少ないなあ・・・。次はいつ出るんだ⁉

  • 毎回、楽しみ過ぎてゆっくり時間をかけて読むこのシリーズ。裄沢の、丁寧な捜査、人に寄り添う人柄。真実を求め、輝あめない姿勢。心に響く物語が3話。結末に仰天な展開が!!

  • 44

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著者プロフィール

1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は映画サークルでシナリオ作成に熱中、二十数年のサラリーマン生活を経験した後、2011年『返り忠兵衛 江戸見聞 春嵐立つ』(双葉社)でデビュー。「半四郎百鬼夜行」シリーズが「この時代小説がすごい!」(宝島社)文庫書き下ろし部門二年連続ランクイン! 新シリーズ「御家人無頼」も好評。確かな筆力と個性的な人物造形で目利き絶賛の時代小説作家。

「2017年 『素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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